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人事評価の季節に心掛けたいマインドセット。他者比較でおこなう「相対評価」と過去の自分比較でおこなう「絶対評価」に寄せて。

新しい出会いと別れが訪れる、どちらかというとストレスフルな春という季節に、もうひとつ大きなイベントがやってくる。人事評価である。人事評価は半年、長ければ1年間という自分の働きに対する通信簿がつくという意味で大切なイベントである。

この大切なイベントである人事評価は、一方ですこぶる人気がない。また、人事評価がやってくるのか、と肩を落としている読者もすくなくないのではないだろうか。上司からどんな評価をつけられるのか、とビクビクしている人さえいるかもしれない。

ぼくがこの記事で言いたいのは、シンプルだ。人事評価という大変人気のないこのイベントをポジティブに捉えようというものだ。そして、その際に重要なのは、他者と自分を比較するのではなく、過去の自分と比較して自分の働きぶりを捉えるというものである。

多くの人は他者と自分を比較して、”いかに自分ができない人物か”ということを確かめてしまっている。「まだまだ自分はできていない部分ばかり」「あの人は30分でできたのに、わたしは1時間もかかった」などなど。

安心してほしい。他者比較の評価は「相対評価」と呼ばれ、それはわざわざあなたがしなくても上司がやってくれる。あなたにしてほしいのは過去の自分との比較である「絶対評価」だ。きっと、成長した自分を見つけることができるだろう。そして、自分をもっとアピールして、よりよい評価をもらおう。


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