日記 2020/08/05

昨日夢の話を書いたが、娘もよく夢を見ているようで、夜中に寝言を言うことがよくある。

1週間くらい前だが、夜中に「パパァ!」と大声で叫んでいた。驚いて娘の顔を見るとすやすやと寝ている。
今のところはまだ娘から怒られたことはないから、多分僕と遊んでいる夢を見たのだろう。言うまでもなく、その寝言はとても嬉しかった。

その2日後には「メン!(ゴメンの意)」と寝言を言っていた。夢の中で何か悪さをして妻に怒られていたのだろうか。最近では1日に何度も「メン!」と言っているから昼の出来事を思い出していたのかもしれない。

僕はほぼ毎日夢を見るが、妻はあまり見ないと言っていた。ただ、妻は見た夢の内容をしっかり覚えている。僕は夢なんて起きた瞬間に忘れるものと思っていたから、妻が夢の内容をしっかりと話しているときには驚いた。
寮に6年間住んでいたが、夢の内容を覚えている人に会ったことなんてなかった。もっとも、夢の話題になることなんてほとんどなかったけれど。

妻のほかには、僕と妻のヨガの先生も夢の内容を覚えているようで、レッスン日などによく共有してくれる。夢を見た直後、翌日などだけでなく、印象的な夢のことはその後もずっと覚えているようで、同じ夢の話を何度も聞かされる。いつ聞いてもその内容が細かくて、なんで前に見た夢の話をこんなに詳しく話すことができるのだろうと不思議になる。

横尾忠則は夢の内容をしっかりと覚えているようで、夢日記の本も出している。その他にも島尾敏雄やつげ義春も夢日記の本を出している。夢日記というくらいだから、頻繁に夢を見てその内容を覚えているのだろう。僕には信じがたいし、もしかしたら起きて夢の内容を覚えていることに耐えられないかもしれない。ただ、どうしても覚えていたい夢というのはたまにあって、昨日書いた寮のカレーのことなんかは忘れたくなかったから、起きてすぐにスマホにメモを書いた。それでも忘れてしまったけれど。

娘は割と夢を見る人間なのかもしれない。いつか夢の話を共有してくるような日も訪れるだろうか。

僕が気になっているのは、というのかすぐにでも知りたいのは、1週間前に「パパァ!」と叫んでいたその夜に、娘がどんな夢を見ていたのかということである。


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