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僕は同性愛者が理解できない / "LGBT"は差別を生む

僕は同性愛者が理解できないこのご時世で知らないのもどうかと思うが解説しておくと、LGBTとはレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーを示す単語だ。 レズビアン、ゲイ、バイセクシュアルという単語はたぶんわかるだろう。 トランスジェンダーとは性同一性障害を含む性別越境者。 生まれた時の性別と、自分の性別が違うのではないか、と感じる人たちのことである。 まず、同性愛者とは世の中にどれぐらいいるか? ある統計によると、男性の10人に1人が同性愛者、女性の20人に1人が

    • 学ぶ前に知りたかった、デザイン思考の話。

      「デザイン思考」の根底にある思想について考えるお知らせ改稿しました。 学ぶ前に知りたかった、デザイン思考の話(上/思想編)|いく@アートがわからない @ik_reflection #note https://note.com/art_reflection/n/n0c30d86325e2 基本的には上記をおすすめします。 こちらに関しては消しても良いのですが、自分自身の説明力の向上を示すものとして備忘録にします。 以下本編今回のテーマは、「デザイン思考のとそのプロセスが

      • デザインはPervasiveになっていく

        Pervasive [形容詞] 広がる,普及する; しみ通る. PervasivePervasiveという言葉は、一般生活ではそれほど馴染みがない。 実はデザインの界隈でもあまり出てこなくて、どちらかといえばITの世界で聞くことが多い。 以前は時折Pervasive Computingという言葉を耳にしたように思う。 Pervasiveとは、染み渡るとか浸透するみたいな意味合いを持っていて、Pervasive Computingは有り体に言えば生活や社会のいたるところにコン

        • 『読みたいことを 書けばいい』を読んだ。読みたいことを書こうと思った。

          最近、『読みたいことを 書けばいい』という本を読んだ。Twitterでバズっているから知っている人もいると思う。 この本はとても良いので、何か文章を書きたいと思った人は、一度は読んだ方が良い。 文章を書きたいここ数年、幾度となくnoteに文章を書いて何らかの発信をしようとしていたのだが、その度に頓挫していた。 理由はいくつかあると思うが、単純にネタと蓄積がないからである。 ところで、僕は記録をつけることが好きだ。 Twitterを初めて10年になる。ここには幾度となく呟か

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        記事

          ピアノと彼 (性癖読解ゲーム)

          まずはこのツイートでもお読みください https://twitter.com/td_coral/status/696687679564427264 ○○する人、というよりは、○○な話が好き、という性癖ですかね。 この記事、本当は2年ぐらい前に書いたものなのだけれど、 ずっと恥ずかしくてひた隠しにしていた。 なんだか自分の書いたものに申し訳ないな、と思い、もう一度。もう一度だけ。 ピアノと彼 ピアノを弾く彼が好きだった。 いつもと違う雰囲気をまとい、女性のような細い指先は、

          ピアノと彼 (性癖読解ゲーム)

          発展途上国に小学校を建てる / あるいは本質の話

          先日、発展途上国に小学校を立てる募金の話をした。 発端は知人と話をした時だ。 知人は駅前でラオスに小学校を建てる募金を見かけたそうだ。 駅前でたまに見かけることがある。新宿などだろうか。 発展途上国に小学校を建てるために募金をしています 僕と同じように教育についてろくに考えたこともなさそうな、僕と同じぐらいの歳の学生が、元気よく声を張り上げている。 発展途上国に小学校を立てる募金はほとんど意味がない。 ラオスへの募金を言われた彼は、募金に興味はなかったが500円を払っ

          発展途上国に小学校を建てる / あるいは本質の話

          書き連ねること

          文字を書くことはたのしい。人生で見つけた楽しみのうちでも上位に入る話だ。 小さい頃から様々な場所で書いていたからか、そもそも人にみられることもあまり抵抗がない。 フィードバックなくして文章がうまくなることはなく、やはり見せてなんぼである。 さりとて、書き連ねることはあまり続かない。なぜなのだろう。 たぶん、Twitterのせいなんだと思う。 また文章を書き連ねることができるように、僕はTwitterをやめるのかもしれない。Twitterをやめることで、また昔みたいに文章を書

          書き連ねること

          目的をもって勉強をしない

          僕は勉強が好きだ。好きというよりもう、生き甲斐のようである それは異常な執着のように思う。 高校で受験勉強をしていたときには、考えたことはなかった。その頃は大学に行くための漠然とした、センター等というものを切り抜けるために、そして志望校のテストに受かるために勉強をしたものだった。結果として僕はセンターで拾った二つの内から一つを選び、そしてデザインをやるようになった。 このときから心に残っていることが二つ有る。 1つは劣等感 高学歴な家族に囲まれた僕は、高い大学に行くことが

          目的をもって勉強をしない

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          日高市・曼珠沙華の里「巾着田」 - 彼岸花をみに行きました

          日高市・曼珠沙華の里「巾着田」 - 彼岸花をみに行きました

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          禍々しく、そして咲いている

          まがまがし-い 《形》災いをもたらしそうだ。いまわしい。不吉だ。 禍々しい形、というのがいくつもある。 ときたま僕は、禍々しさに美しさを見いだすことがあって、禍々しくも研ぎ澄まされた造形に賞賛を送らざるを得ないのだ。 禍々しく、美しいランキングを前に考えたことがある。結果はこうだ。 1位 : オオスズメバチ 見える殺意。黄色と黒のボディに実利を伴った鋭針、捕食のための羽に食い尽くす顎。僕は虫はあまり好きではないのだが、正直に言うとオオスズメバチは好きだ。もちろん近くでお

          禍々しく、そして咲いている

          撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ

          生憎だが僕はあの有名なアニメを見たことがない、だから、名台詞として知っているだけだ。 ただ、この言葉にはもっと、考える価値があると思う。 この言葉は某作が初出と思われがちだが、元ネタはレイモンド・チャンドラーの作品である『大いなる眠り』から来ている。 ちなみにだが僕はこの作品も読んだことがない。 だから本当に台詞としてしか知らない言葉だ。 この言葉をどう解釈するかは自由だが、僕には、作品に一度も触れてない僕にはコンテクストがわからず、本来使われていたものとは違うだろう。その

          撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ

          タルト-フロランタンの場合

          普通の料理レシピです。 ■ パートシュクレ (タルト土台) 無塩バター100g 粉糖62g 卵1個 塩1g アマンドプードル20g 薄力粉170g ■ アパレイユ(フロランタン) アーモンドスライス60g 蜂蜜60g 砂糖40g 牛乳40g マーガリン60g 作業工程 (パートシュクレ) 1,バターを溶かし、粉糖、塩を加え混ぜ合わせる 2,卵を加え混ざったら粉類を加え混ぜ合わせる 3,タルト生地を方に敷き詰め、アルミホイルをかぶせ重石を乗せ、180度で35分焼く

          タルト-フロランタンの場合

          デザインという病

          表紙の写真は僕が描いたものだ。 本業はデザインをやる大学生の僕は、日々あらゆる物事について考えている。と、いうと大げさになってしまうのだが、まぁようするに色々なものを見て、毎日いろんなことを感じていますよぐらいの意味である。 ところがこのデザインというのは仕事や才能というより、精神疾患に近い。一度気になり始めるとスイッチをオフにすることができない。起きている間は常にデザインのことを考えているというのも過言ではない。これは特に僕がグラフィックデザインに長けていて、なおかつ世

          デザインという病

          君とか

          僕には名前がある。 といっても二つ名でも通り名でもなく、親がつけてくれた名前である。 本名。 世の中には名前を呼ばれるのが好きな人嫌いな人がいて、僕は呼ばれるのが嫌いである。 これは中高の間に恋愛心理学とかその手のサブカル的な本を読んだのがすべての原因だ。 そこにかいてあったことには、親しくなるために名前を呼べ、というのがある。名字は公で名前は私、名字はパブリックスで名前はプライベート。知らない人に名前をいきなり呼ばれると嫌悪感を感じる人が多いのはそのためだ。本来名前を呼

          美の凱旋

          朝焼け、まどろむ姿、窓から差し込む一筋の光、夢で見た架空の場所、陽光に目を覚ます、けだるく伸びをする腰つき、微笑み、紅茶から立ち上る湯気、赤いりんご、鋭い切断面、咀嚼する口元、無為の一時、片付けをする背中、少し話をする瞬間、服を決める立ち姿、キス、繋ぐ手の感触、外に出た時に鼻をくすぐる金木犀、少し強い日差し、そよ風、二人分の足音、人の少ない駅、車窓から見える街並み、観光地、ここにしかないもの、鳥居、境内、手を合わせる姿、祈る横顔、庭、踏みしめる砂利の音、竹林、林間の涼しさ、人

          クオリア、そして僕だけの世界

          クオリア とは茂木健一郎を一波とし、世の中に広く知れ渡る言葉になったように思う。とはいえ知らない人はまだまだたくさんいるし、脳科学に興味がないって人も多いだろう。 クオリア(英: qualia(複数形)、quale(単数形))とは、心的生活のうち、内観によって知られうる現象的側面のこと、とりわけそれを構成する個々の質、感覚のことをいう。 日本語では感覚質(かんかくしつ)と訳される。(参照:wikipedia) なんのことだか。 簡単に説明すると、主観は共有できないという

          クオリア、そして僕だけの世界