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【4/28シニアの日】介護の会社の存在意義ってなんだ?


これはライフケア・ビジョンをはじめとするライフケア・グループの代表 祝嶺社長の社内向け新年度のメッセージより、一部を公開してお届けします。


4月、新年度になり、どうして自分たちが存在し続けなければならないのかについて考えました。

「これからも社会にとって必要とされ、事業によって社会貢献をする会社でありたい」

そのためには自分だけでなく、みんなが思いを共有し、同じ気持ちである必要があると感じました。

そこで、いままで「ありがとうを追求する」という「経営理念」や、「行動指針」、新たに「存在意義」というものを更新したりつくったりしたので、これをみなさんにお話しさせていただきます。みなさんもどうか常日頃の業務や行動のなかで意識していただきたいと思います。

経営理念:私たちはありがとうを追求します

これは創業以来掲げているものですね。

いままでは五番目のところを「スタッフからのありがとう」としていましたが、ここを「仲間」に改めました。語感のイメージですが「スタッフ」と言うと、どうも介護職のイメージが強いかもしれません。

しかし実際には様々な場所で、幅広い職種がいます。厨房のイートハピネス、各地を回る福祉用具や看護、薬局、バックグラウンドで働く人たち。職種をあげればキリがないのですが、そういうグループの一人ひとりを「仲
間」として表現しましたので、みなさんにもそう思っていただきたいです。

そして最後に「価値あるありがとう」とは何かを定義したのが、次の存在意義になります。

存在意義:感動創造挑戦カンパニー

なぜ数多くの会社が存在するなかで、私たちが存在しつづけるのか、その存在意義を今回新たに定めました。

「過去へのありがとう」とは、先人たちが挑戦や失敗をかさねてきたステージの上に私たちの生活や事業が成り立っていることを感謝するものです。そして私たちはいまある課題や問題に果敢に挑戦して解決していくことで、未来の人たちのより良い生活や事業につなげていくのです。

これが「未来からのありがとう」です。現在という地点でお客様の喜びや感動を創造する事業を行いながら、過去から未来をしっかりと紡いでいく企業でありたいと考えています。


では、この存在意義や経営理念を達成するために、私たちはどのようにあるべきか。どのように行動すべきか。それを「行動指針」という形でまとめています。

行動指針:私たちは「ゆいまーるの心」を大切にします

「ゆいまーる」とは沖縄の言葉で、「結い」が「回る」、つまり「助け合い」という意味です。沖縄では昔、地域、友達、手に手を取り合ってお互いに助け合いながら、大変な時期を乗り越えました。ゆいまーるの精神、ゆいま-るの心と言い、とても好きな言葉です。ライフケア・グループでも、常日頃からゆいまーるの心を大切にするということを心掛けていただきたいと思います。

1.私たちは安心、安全を第一に考え行動します
「安心・安全」とはどういうことかと言いますと、私たちはお客様のいのちと人生を預かる事業であることを自覚しながら、サービス向上はもちろん、虐待の禁止、感染予防、災害時の対応などを行うということです。
これはお客様だけでなく、ライフケアの仲間にとっても同じことが言えます。風通しのよい職場環境を目指しながら、ハラスメントや感染予防を行いながら、安心・安全な職場環境をつくっていきましょう。

2.私たちは、未来につながる挑戦を応援します
日々の業務のなかのちょっとした創意工夫や気づきを大切にし、新しい挑戦を行うことが未来からのありがとうにつながっていきます。最近ではラインテレッサやほのぼのサ責会など、現場発の挑戦が出てきました。挑戦する人だけが頑張るのではなく、しっかりとみんなで応援しあい、そして私も応援していきたいと思います。

3.私たちは、失敗を気づきに 変えます
人はみんな、いろいろなことで失敗することもあるでしょう。ですが、失敗から何か気づくことができれば、それはもはや失敗ではなく、成長への一歩です。誠実に向き合う限りは失敗を恐れず、次につながる気づきに変えていくことで成長につなげていきたい。

4.私たちは、お互いの成長を尊重します
お互いの成長を尊重しあうことで「価値あるありがとう」が実現できます。
自分だけでなく、仲間やチーム、部署、ひいては会社全体が成長することで、日本の介護業界の成長にもつながっていきます。お互いの成長を尊重しあい、行動していきたい。

5.私たちは、感謝の心を直接伝えます
ゆいまーるの輪を結ぶのは感謝の気持ちです。「ありがとう」を目で、声で、文字で伝えることは相手の存在を認めることになり、ひいては自分の存在を認めることにもなります。タイミングによっては声で伝えることができないこともあります。そのあと、LINEやメールだったり、アイコンタクト、笑顔、いろいろな方法でありがとうを伝えあっていければと思います。

この5つをしっかりと常日頃から考えて行動していけば、「ありがとう」につながり、「ありがとう」がたくさん増えていけば「価値あるありがとう」になり、すなわち過去と未来の感動を創造することにつながると信じています。私はもちろん、みなさんの方でもしっかりと常日頃から胸に掲げて行動していただきたいと思います。

よろしくお願いします。

Zoom会議の様子。うまく撮れませんでした…

ライフケア・グループ
代表 祝嶺 良太
(代筆・編集委員T)


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