ストリクス

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高齢期リハケア研究会代表/作業療法士/41歳で直腸がん/オストメイト/術後2年目前で再発/著書2作Amazonにて発売中 【高齢期リハケア研究会ホームページ】 https://elderly-rehabilitation-care-erc.jimdosite.com

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  • がん再発日記

    直腸がん、手術で取り除いたと思いきや1年10ヶ月で再発しました。同じ境遇の人の道しるべやエンタメとして読んでいただければ幸いです

  • 高齢期リハビリのココロエ

    これから高齢者になる方たちへ。高齢者リハビリ17年の作業療法士が考える高齢期リハビリにおけるたいせつなことをお伝えしていきます。リハビリは決して機能訓練だけではないんですよ。先入観や固定観念から変えていきましょー!

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    高齢期リハケア研究会が開催する研修コンテンツです。

  • リハビリ(noteクリエイターのみなさんの記事)

    リハビリに関するあとで読み返したかった記事をストックしてます。

  • がん日記

    2021年10月直腸がんになりました。そんながんを患った中年の日記です。

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【生活リハビリプランナー・高齢期リハケア研究会HPはこちら】

こんにちは、高齢期リハケア研究会・作業療法士の寺井と申します。 ホームページ開設いたしました、詳細はこちらへ (生活リハビリプランナー情報もこちらです)↓ 【高齢期リハケア研究会(寺井達也)HP】 https://elderly-rehabilitation-care-erc.jimdosite.com 高齢期リハケア研究会 公式ライン https://lin.ee/A5VUnSG

    • がん再発5ヶ月目 副作用のパターンは見切った

      【あらすじ】 2年5か月前に直腸がん診断され、治療により一旦、『がん』が消失したかに思えましたが、約5か月前に『がん局所再発』しました。 手術ができず、抗がん剤治療で手をこまねいてます。そして、2024年4月再発後はじめての抗がん剤効果判定、結果は『増大』『転移』なし、でした。 【本編】 定期的な抗がん剤治療、『もうイヤだ。』今回で8回目。 本日は『抗がん剤注入後8日目』です。 パターンはつかみました。 見切りました。 例えるなら『高山登り』です、もうそちらは、ま

      • オンライン講習(生活リハビリ)のお知らせ

        要介護高齢者の課題は『退屈』です。 ボーっと過ごす高齢者、施設でよく見かけませんか? 職員もご本人もしんどく、廃用も起こしてしまいます。 そんな『退屈』な生活を生活リハビリでご一緒に解消しませんか? 4月にふたつございます。 『シン生活リハビリ講座』 2022年4月より開設した講座です。 現在まで受講者数は100名を超えました! 生活リハビリ講座の中級編になりますが、どなたでも受講可能です☺️ ふたつめは 『生活リハビリプランナー養成講座』 です。 2

        • がん再発5ヶ月目 再発後、はじめての効果判定

          【あらすじ】 2年5か月前に直腸がん診断され、治療により一旦、『がん』が消失したかに思えましたが、約4か月前に『がん局所再発』しました。手術ができず、抗がん剤治療で手をこまねいてます。そんな中、再発後はじめての抗がん剤効果判定でした。 【本編】 先生より、「がんは58mmから54mmになってます。転移や増大がないですので、抗がん剤は効いていると判断しています。」とのことでした。本当に不安でした、おみくじで二回連続『凶』がでた後に、昨日の診察待ち番号が『42』という不吉なこと

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          100,000View達成(人気記事ベスト10と振り返り)

          おかげさまで3年8ヶ月、noteを書き続け100,000vewを達成いたしました!みなさまが読んでくださるおかげです。 この間に著書も2冊出版。継続は力なりとはよくいったものです。 記念いたしまして閲覧数が多かったベスト10を発表いたします! 第10位直腸がんになり、ストーマ(人工肛門)になりまして、 ストーマもそんなに悪くないじゃないか という想いで書いてみました。 第9位3年前に書いた記事ですが、一貫して高齢者リハビリに一石を投じる記事です。 身体に触れなく

          100,000View達成(人気記事ベスト10と振り返り)

          がん再発4ヶ月目③ 神頼みしても結果は同じ

          本日は再発、そして抗がん剤治療してから初めての造影剤CT検査でした。再発してから何度神頼みしたか、数え切れませんがここまで来たらジタバタしようが結果は同じ。祈ったところで成長してるかもしれない『がん』が小さくなるわけでもないわけです。 局所再発部である『直腸があった箇所』の『がん』大きくなると膀胱や脊髄、尿管、前立腺に影響するそうですが今のところ症状はなし。お尻の違和感は変わらずありますが。転移していたら、転移した箇所特有の症状が出るのかな。腫瘍マーカーは下がっている。楽観

          がん再発4ヶ月目③ 神頼みしても結果は同じ

          高齢期リハビリのココロエ39 高齢者は時間を持て余すようにできている

          要介護高齢者のほとんどは退屈です。時間を持て余します。施設や通所サービスにて無言で座っている高齢者さん、ホントに多いんですよ。自分がそこにいると想像してみてください、いかがでしょうか? そんな退屈を解消する介護保険サービスの定番メニューは『塗り絵』や『クロスワード』など、いわゆる脳トレや集団体操です。そしてマンツーマンの機能訓練といったところでしょう。それらが好きなら問題はありませんが、苦手であればどうしようもないですね。 本来、現役世代はそんなとき『暇つぶし』をする道具を準

          高齢期リハビリのココロエ39 高齢者は時間を持て余すようにできている

          高齢期リハビリのココロエ38 結局元気になる高齢者

           高齢者のリハビリと聞いてどんなイメージをされますか?『機能訓練』『歩行練習』は必須ですよね。現在の介護保険分野でのリハビリでも結構な割合でそのようなメニューをされている方は多いです。一方で『生活リハビリ』という言葉がありますが、『生活の中で元気になっていきましょう』という概念もあります。「料理は頭のリハビリになるね」「買い物に行くことはいいリハビリだわ。」など、普段何気なく活動していることが心身を健康に幸福にするといったことがそれにあたります。  さて私共の老健施設(介護保

          高齢期リハビリのココロエ38 結局元気になる高齢者

          コロナによる人の分断

           飛沫感染ならマスクは有効、空気感染ならそこまで過剰にマスクはしなくてもよい、はずですが、マスク着用には感染予防以外の意味もたくさんあるため、もつれた糸のような状態になってますね。  ウイルス感染症はどれだけウイルスに曝露されたかと免疫力で発症するか否かが決定するのであれば、TPOに合わせてマスクなりすればよいと思います。 では病院や高齢者施設で本当に必要なのか?ですが、『感染者』や『感染が限りなく疑わしい方』と手の届く距離の対面で数分以上、話す以外の時はマスクはいらない

          コロナによる人の分断

          がん再発4か月目② あと何年生きられるかな

          直腸がんに罹患し、切除後2年で再発。これからどうなるかな。病気に『生活習慣』は関係していると思うけど、多くは宝くじに当たるようなものかと思います。新型コロナワクチンも相当疑わしく思っていますが。接種しなければよかった。現在出ている厚労省からの情報からも、きっと未曾有の大薬害になるでしょうね。 しかし、抗がん剤の副作用は心身ともに削れていきます。手術したとてどれくらい寿命が延びるのか。手術なしの化学療法はどのくらい効くのか。そもそも転移していないのか。治療しながら仕事している人

          がん再発4か月目② あと何年生きられるかな

          がん再発4ヶ月目① 生活充実すれど嬉し悲し

           再発丸4ヶ月!『6回目』の抗がん剤開始です。相変わらず憂鬱になりますな。そして予期不安で、治療前から気持ち悪いです、病は気からですね。来月はいよいよ『治療効果判定』。抗がん剤が効いてるかな、のCT検査です。腫瘍マーカーは下がっているから希望を持ってよいのかな。CEAは17、目指せ5以下です。  休薬期間中、色んなことをしました。 ■家族四人で思い出の電車に乗り店で食べる ■思い出の山、愛宕山に30数年ぶりに登る ■所属し解散したアカペラバンドのメンバーに会う ■利用者さんに

          がん再発4ヶ月目① 生活充実すれど嬉し悲し

          高齢期リハビリのココロエ37 高齢者の肥満対応

           介護保険サービスでリハビリを長年してきますとご家族の要望をよく聞きます。『歩けるようにしてほしい』『トイレに1人で行けるようにしてほしい』がその代表ですが、『痩せさせてほしい。そのために施設で運動や機能訓練をしてほしい、家での体操を教えてほしい』という要望も結構あります。  ご要望もわかりますが『無理です(マンツーマンの機能訓練だけでは)』というのが回答になります。なぜかと言いますと、介護保険サービスの数十分の『機能訓練』と自宅での僅かな時間の『体操』では、摂取カロリーを上

          高齢期リハビリのココロエ37 高齢者の肥満対応

          高齢期リハビリのココロエ36 痛みは自分でコントロールするのだ

          【あらすじ】 2年4か月前に直腸がん診断され、治療により一旦、『がん』が消失したかに思えましたが、約4か月前に『がん局所再発』しました。手術ができず、抗がん剤治療で手をこまねいてます。作業療法士として高齢者リハビリは18年です。 【本題】 今日のテーマは高齢者の『慢性痛』です。わたしの『がん』の感じ方と絡めてお話いたしますね。 『慢性痛』とは原因がなく一ヶ月以上続く痛みです。肩や腰、膝が多いですね。傷病時は『急性痛』といい、傷病によるなんらか身体的ダメージや炎症時に起こりま

          高齢期リハビリのココロエ36 痛みは自分でコントロールするのだ

          図解)抗がん剤副作用=高山登り?

          【あらすじ】 2年4か月前に直腸がん診断され、治療により一旦、『がん』が消失したかに思えましたが、約4か月前に『がん局所再発』しました。手術ができず、抗がん剤治療で手をこまねいてます。 【抗がん剤副作用を超高山登りに例えました】 もう、今回で5回抗がん剤を行いました。毎回、副作用レポートをしたものを『山登り』に例えてみましょう。今回の『山登り』は自分の体力以上の超高山です。 抗がん剤初日 いきなり高山で酸素のうす~い8合目あたりにワープします。突然、酸素が薄いやら寒いやら

          図解)抗がん剤副作用=高山登り?

          高齢者リハビリのココロエ35 そんなリハビリのイメージは捨てちゃいな

           「はい、〇〇さん、歩きますよ~」と施設に勤務する療法士(リハビリ専門職:作業療法士や理学療法士)。歩く距離は施設フロア内50m程度。普段は車いす。歩く頻度は週三回。みなさんがもし、高齢者施設でリハビリを受けるとしたら納得されるでしょうか?歩く距離は一週間で150mということになりますよね。そこに筋トレやストレッチ、自転車こぎなどがはいりますが…。でもですよ、みなさんがイメージするリハビリを、だれが見ても「あ、リハビリしてるんだね」というリハビリをこの療法士さんはされているわ

          高齢者リハビリのココロエ35 そんなリハビリのイメージは捨てちゃいな

          人間関係はシンプルイズベスト

          心理学者アドラーによると人の悩みはすべて『人間関係』に起因するそうですね。わたし、病気をしてからほぼ『人間関係』の悩みがなくなりました。そらそうですよね、会いたい人に会って、会いたくない人は会わないようにしているわけですから。最近、『人間関係』ってシンプルだな、と思うようになりました。 たとえば こんな関係。お互いのパーソナルスペースは確保し干渉しないながらも必要なことだけやりとりをする。お仕事で多いですよね。 それで、人間関係が近くなったり遠くなったりするきっかけは『

          人間関係はシンプルイズベスト