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株式投資指標~売買代金

こんにちは。

今日は「売買代金」についての解説です。

「売買代金」とは、読んで字のごとしです。

株式市場で売買が成立した金額です。

この金額は取引が活発であるか、の指標になります。

そもそも、株は買いたい人と売りたい人の思惑(株価)が一致して取引が成立するものです。

いくら高い金額を提示しても、売りたい人がいなければ売買は成立しません。

その活発さは、「市場全体」、「個別銘柄」についてそれぞれ判断することが大切です。

東証全体では、「市場全体」の取引が活況かどうか判断できます。

おおむね1日あたり2兆円が目安となります。

イベントが少なかったり、判断材料が乏しいと、売り買いが控えられ売買代金は少なくなります。

また「個別銘柄」については、その銘柄の注目度が現れます。

売買代金が大きい銘柄は市場からの注目度が高いです。
(上がるときも下がるときも)

売買代金が急増したときは注意が必要です。

何かが発表されたり、報道されているかもしれませんので要チェックです。

ちなみに、市場が開いている9時から15時の間には、市場が反応しそうな材料の発表は控える傾向にあります。

投資家に、よく考えてもらったうえで、翌日以降に株式の取引をしてもらうためです。

取引時間中にリリースを行うと、十分な投資判断に基づかない取引が行われて、株価にきちんと反映されない可能性があるからです。


株価のみではなく、売買代金の増減にも目を向けてみましょう。

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