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子どもたちに想うこと~仕事を始めて早二ヶ月~

久しぶりの投稿になってしまった。もう7月が始まったなあ~と思っていたらもう8月になってしまった。本当、毎日があっという間すぎてびっくりしてしまう。それだけ充実した日々を過ごしているということにしておこう。

今の仕事は、少人数だからこそ子ども一人ひとりと深くかかわることができる。二か月間子どもたちと過ごしてきて今感じていることを今日は記事にしようと思う。

私の職場には、発達障害の診断が出ている児童、グレーゾーンの児童、集団生活が苦手な児童などが通っている。私は以前小学校教諭をしていたが、確かに彼らが公立学校のクラスで過ごすとなると、他の児童よりも「しんどい」と思うことが多いだろうな、と感じる。そして、通常学級などクラスの人数が多いほど、担任もなかなか支援することが難しいだろうな、と思う。

たった二ヶ月、されど二ヶ月、去年までの小学校の担任の先生としてではなく、ここの先生(私の職場はアットホームなので私自身にあまり先生感はないのだが笑)として子どもと関わるようになってから、私が心掛けていることがある。

ここが子どもたちの居場所の一つになること、そして、子どもたちの自立。

なんだかありきたりかもしれないが、心の余裕がなかった教員時代は頭で分かっていてもできなかった私の理想(今まで担任していた子どもたちには本当に申し訳ない)。だからこそ今の職場で私ができる限りのことをしていきたいと思っている。

ここに来る子どもたちは、何かしら生きづらさを感じていると思う。学校の勉強についていくことができない、友達とコミュニケーションがとれない、一生懸命やってもできなくてお家の人や先生に怒られる…。生きづらさを感じるのは学校だけではなく、家庭でも、という子もいる。親でもなく、兄弟でもなく、担任でもなく、こういう立場だからこそ俯瞰して関わることができると私は考えている。生きづらさを感じやすい子たちにとっては特に、一つでも多くの居場所があれば、たった一つでも居場所があれば、何か違うのではないか。誰にでも居場所は必要だ。しかし、私の職場に通う子どもたちは、クラスでは「変わり者」とカテゴライズされがちな子たちであり、それをマイナスに捉えてしまう人たちが多いため、居場所を見つけにくいんだろうな、と思う。だからこそ、「楽しい」「安心できる」「自分に自信がもてる」と感じられる場所になってほしい、そのために私ができることを時間いっぱいやってみよう、そう思いながら毎日過ごしている。

子どもたちの自立、これこそ文字にすると本当にありきたりだが…。子ども一人ひとり、それぞれが目指してほしい自立は全く異なる。だからこそ、関わり方も支援の仕方も全く異なる。これについては、家庭や学校でなかなかできない支援を中心に、ここでできたらなと思っている。やはり、保護者や担任の先生方は本当に毎日忙しい。もうリスペクトでしかない。忙しすぎてなかなかできないこともあるだろう。例えば、「待つ」ということは、家庭でも学校でもなかなかできないこともあるかもしれない。その子なりにはタイミングがあったり、切り替えるためには時間が必要だったりする。私自身、教員時代にできなかったことの一つでもあるので、時間に余裕があるデイサービスでは少しでも子どもたちの自主性に任せ、欲を言えばその時間を少しずつ短縮していけるようにお手伝いできたらな、と思う。

コロナのおかげで私の予定は狂いに狂ったが、そのおかげで出逢った子どもたちから日々学ばせてもらっている。彼らの人生の手助けに、少しでもなればいいな、と思いつつ、来週からも楽しんで、学んで、過ごしていきたい。

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