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完成!

ひとつのことを成し遂げた達成感がとても気持ちいい。

ペラペラだった生地が糸を入れることで重さを増し、しっかりとしたものになった。

もともと衣服の補強や補修、保温のために刺し縫いしたのが始まりのようで、それを実感した。 丈夫で温かい。 刺し目は不揃いだが人の手でつくられた味わいと温かみも感じられる。

まずは家族に自慢。安定の「へぇー」「すごいじゃん」とういう言葉をいただいた。 ありがたい。 褒められるとやる気がますます出る。 単純(笑)。

始める前にやり方をいろいろ調べたが、やっていくうちに試行錯誤しながらなんとなくこんな感じかなとわかってきた。

案ずるより産むが易し。 とにかくやる、やってみることが大事だ。 わからなくなったらネットや本で調べればいい。 今の時代に生きててよかった。

調べていくと、人それぞれのやり方があって迷ってしまうが、基本を押さえつつ自分なりにやりやすい方法で刺すのが一番かなと。 とりあえず、次は裏目をきれいにすることを意識しながら刺そうと思う。

まだ最初の一歩を踏み出しただけで、これからたくさんつくって、もっと上手になりたい。

これからキットのコースターに着手。 少し前に買い物ついでに手芸屋さんに立ち寄って買ったもの。

今のわたしは手芸屋さんに寄るとヤバい。 糸や、キットをジーっと見つめ、次はこの色の組み合わせがいいなと妄想してしまう。 

本も買った。 「ちくちく楽しむ刺し子のかわいい花ふきん」。 北欧の色合いの写真に惹かれて即買い。 

掲載されている写真の柄もかわいいが、布と糸の色の組み合わせを変えても雰囲気が違うものになって面白そう。

自分の知らない世界が世の中にたくさんあって、その中の一つを知り始めた。新しいことを始めて一つ完成し、達成感、充実感を味わった。 

この歳になって知らない世界をたくさん見たいと思うようになった。 

今日から9月20日まで横浜市歴史博物館で「布 うつくしき日本の手仕事」が開催されるようだ。 

コロナの状況を見て、行けるときに絶対に行こうと決めている。 きっと刺激を受けるにちがいない。

しばらく「刺し子」にハマりそうだ。


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