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ゆうパックでご遺骨を送ると供養してくださるお寺様のお話に驚愕しました。

すこし前に、お葬式が終わった後の供養について変わりつつあることや、ご遺骨の一部を専用の収骨容器に入れ、自分の身近なところへ置いておく、という【手元供養】についてご紹介しました。

最近特に、お葬式の後のご遺骨の供養方法についての相談をお伺いする機会が増えてきましたので色々と勉強しているのですが、驚きの供養方法とお寺様の在り方に新たな旋風を巻き起こすような驚くべき記事を拝見いたしました。

まず、驚きの供養ですが、

「ゆうパックでご遺骨をそのお寺様へ送る(送骨)と、その方のご遺骨を永代供養墓に納めて、のちの供養をお寺様が永代にわたりしてくださる」

と、いうもの。しかも、費用は送骨するためのキットも含めて35,000円という価格。今、葬儀ののちの供養に関して金銭的にお困りの方や、子や孫に迷惑をかけたくない方にとってはとてもありがたい存在かもしれません。ゆうパックでご遺骨を送ることが出来るのは知っていましたが、ここまで進んでいるとは驚きでした・・・

少子高齢化を迎える世の中であるということは、残された世代の誰かがそれを担うことになるであろうと考えればなおさらです。このことがすべてにおいて良いことなのかどうかは難しい判断ですが、このような供養を希望する方が増えているとの話を伺うと、世の中にとって必要とされているサービスの一つだと思います。特に金銭的な余裕が無い方にはこのようなサービスはとてもありがたいのではないでしょうか。

さらに、このお寺様は檀家制度の廃止や、ほかの宗教宗派とも積極的に交流し、僧りょがお互いに支えあいながら生きていく仕組みづくりに励んでおられます。

先ほどの少子高齢化のことを考えると、同じような心を持っている人同士が集まりともに生活しながらお互いを支えつつ最後を迎えるという考え方は、これからを生きていくためのヒントであり、私もそのような同志が集まり、生きていけるコミュニティを作っていけたらいいなあと感じました。


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