自殺という選択肢が理解できない

生きていて辛いというのは誰にでもあるだろうし、生きていけないと思うほどの目に遭う事もあるだろう。
だが何故、その果てに「自分を殺す」という選択肢へ行き着くのか。
排除されるべきは、あるいは悪いのは自分だと考えているのだろうか。
無意味である。

不幸があるならその原因を排除すべきだ。
また、理不尽を許してはいけない。
更に言うと、色々なところで散々言われているとは思うが、どうせ死ぬなら死刑などの形でも同じではないか。

例えば過酷ないじめ(いじめという言葉は犯罪行為を濁すので嫌いだが)を受けているなら、自分が自殺して終わるのではなく、加害者を殺害すべきであるし、それが筋だ。
また、社会が異常なほど歪んでいて自分が窮乏の果てに生きていけなくなったなら、自殺で終わらせず社会変革に挑戦すればいい。

自分を殺す勇気があるのに、他人や社会を殺すのは無理、というのが分からない。
どこまでも自分を軽視できる人だというなら、もはや何を言っても無駄なのだろうが……。

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