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CA(キャビンアテンダント)のための英単熟語と英英単語と意味を覚えよう

【はじめに】

この書籍は、キャビンアテンダント(客室乗務員・CA)として必要となる頻出の英単熟語と英英単語を学習しやすいようにセットにして編集したものです。英英単語とは、英単語を英語で説明したもので、いわば英英辞典に近いものになっています。

注意としては、英単語の説明において難易度の高い英単語も用いていることもあり、上級者向けになっています。

電子書籍として、いつでもどこでも読むことを前提にできるだけシンプルな本の構成にしており、繰り返し読むことによって効果的に学習ができます。本書が参考書としてお役に立つことを心よりお祈り申し上げます。


【キャビンアテンダント(CA)とは】


キャビンアテンダント(CA)とは、客室乗務員のことで、交通機関の運行(運航)中、主として客室における乗客への接客サービスに従事する乗務員のことです。

かつては船舶の司厨員に由来する「スチュワード」(女性はスチュワーデス)の呼称が広く用いられていましたが、現在の日本では、「キャビンアテンダント」と呼ばれることが多いです。

キャビンアテンダントは和製英語で、英語ではこの表現を用いることはなく、「フライトアテンダント (Flight Attendant)」、あるいは集合名詞「キャビンクルー (Cabin Crew)」が一般的で、これは機長・副操縦士・航空機関士・航空通信士の四者、つまり「コックピットクルー (Cockpit Crew)」に対するものとされています。

初期には、男性乗務員は「スチュワード」「パーサー」、女性乗務員は「エアホステス」「エアガール」、最近まで「スチュワーデス」と呼ばれていましたが、1980年代以降、アメリカにおける「ポリティカル・コレクトネス」 の浸透により、性別を問わない「フライトアテンダント」という表現に言い換えられた影響で、この日本語訳である「客室乗務員」という言葉が正式とされるようになりました。なお、日本航空においては1998年(平成10年)9月30日で「スチュワーデス」という呼称は廃止されました。

なお、客室乗務員に対する社内での呼称は、航空会社によっても相違があり、日本航空(JAL)では単に「アテンダント」 (AT)、全日本空輸(ANA)では「キャビンアテンダント (CA)」を使っています。


【英語とは】


英語は、インド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属しており、イギリス・イングランド地方を発祥(origin)とする言語です。

イギリス全体としての国家語は英語ですが、イギリスの構成国(constituent country)であるイングランドやウェールズやスコットランド、北アイルランドでは英語以外の言語も公用語(official language)となっています。

また、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドをはじめとして数十の国・地域では英語が公用語もしくは事実上(in effect)の公用語となっており、それぞれが各々の規範を持つ複数中心地言語です。

アメリカ合衆国は、全人口(total population)の約8割が英語を使用し最大の英語話者数を抱えていますが、国としては公用語を指定していません。しかし、州単位では公用語を定めているところはあり、50州の内30州では英語及び他言語の指定があり、例えば、大きな人口を抱えるカリフォルニア州は英語、テキサス州は指定なしなどと様々となっています。

20世紀中盤までイギリスが多くの植民地(colony)を有していたことは英語話者数の増加(increase)の要因となりました。イギリスの植民地政策は間接統治(indirect rule)であり、エリート層(elite rank)をイギリス本国で教育させ、それぞれの植民地へ送り返し、上層階級であるエリート層は英語で教育を受けたため、植民地行政では英語が支配的となり、独立後(after independence)もこの状態が続きました。

かくして旧イギリス領では法律が英語で起草(drafting)されており、それによって政治・経済・教育など様々な場所で使用されるようになり、イギリスとこれらの地域の共通語(common language)となりました。

第二次世界大戦後(after World War II)のイギリスは徐々に国際政治での影響力(influence)を弱体化(weaken)させていきましたが、その代わりにアメリカ合衆国が強い影響力を有するようになり、結果として英語が有用な外国語として世界に広く普及(spread)することになりました。

現在、経済、社会、文化などの様々な分野でグローバル化が進み、国際共通語としての英語の重要性(importance)は高まり続け、 約80の国・地域で使用されており、世界で最も多くの国・地域で使用されている言語となっています。


【初級】


【英単熟語】


・accident

 事故


・accept

 受け取る


・abroad

 海外へ


・aboard

 乗って


・accommodation

 収容能力


・add

 追加する


・addition

 追加


・address

 住所


・adjust

 調整する


・admission

 入場許可


・admit

 認める


・aeroplane

 飛行機


・ahead

 前方へ


・air

 空気


・airbus

 大型定期旅客機


・air coach

 (低料金の)普通旅客機


・airmail

 航空郵便


・air only

 ツアーの航空券部分だけの販売


・air pocket

 乱気流


・airport

 空港


・airsick

 飛行機に酔った


・airway

 航空路


・airways

 航空会社


・aisle

 通路


・allow

 許す


・all-you-can-eat

 食べ放題の


・ambassador

 駐在の大使


・ambulance

 救急車


・amenities

 快適な施設


・amount

 総額


・amusement

 娯楽


・annex

 別館


・aperitif

 食前酒


・appetite

 食欲


・appetizer

 おつまみ

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