クリエイターに不可欠な税金手続きがわかる『漫画家と税金』
『漫画家と税金』(一色美穂氏)
マンガ度 ★★★
オカネがわかる度 ★★★
リアリティ度 ★★★
メガネ度 ★★
【あらすじ】
あるときマンガ家は未来の自分から警告をうける「青色申告をしておくように」と。未来からの忠告に驚くも、公認会計士を訪ねるマンガ家。
「マンガを描くためのコンピューターは経費になるのか」など漫画家に必要な税金の知識を会計士とのやりとりでわかりやすく伝える一作。
【オカネとの関係】
オカネの中でも身近ながら、わかりにくいのが税金。国が決めた制度なので、言葉遣いもわかりにくいし、とても複雑です。
実はマンガ家を含むクリエイターは会社組織を作っていない限り、税制面では「自営業者」にあたります。
でも大きな支出である税金を考えないのはもったいない。単価や仕事量を上げることで収入を増やすと同じぐらい、支出=税金を減らすことは大切です。もちろん違法な脱税はご法度ですが、「作品作りにこれだけかかりました」と申請して、認めてもらうのはありよりのあり。
このマンガを読めば、そんなクリエイターが必要な税務処理の基本がわかります。
参考記事
「冬コミ直前!漫画家・同人作家の確定申告どうする?山内真理先生(会計士・税理士)に聞いてきた」
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