舞台 真・三國無双 ~赤壁の戦い IF~


 千秋楽公演、配信観劇しました。
 軽〜く、たいした中身のない感想なのですけど(Twitterで皆さんの感想見るとだいたい同じこと言ってますしね)
 ※ネタバレあります。

 三國無双の舞台は昨年の舞台「真・三國無双 赤壁の戦い」が初めてで、今回二度目となります。前回は殺陣・光・音楽と圧倒された思い出があって、今回も脚本演出が同じ方なので期待していました。期待通り、やはり殺陣すごかったですね〜。配信ながら迫力が伝わりました。スローモーション殺陣好きなんですよね私。最初見たときも感動しましたが、今回も見られて興奮しました。
 脚本も同様ですね。今回は郭嘉さんが主役ではあるけれど、彼の生存によって魏軍鮮やかな大勝利ーと単純な話ではなくて、各々の思惑があり、信念があり。各国にも人物にも見せ場があるのが好きですね。私は蜀贔屓なのでつい蜀メンバーを見てしまうのですが、劉備様といい孔明様といい、良かったですね…。とてもらしい…劉備様のそういうところが危うくて、だからこそついていきたいなぁって心は蜀兵。
 キャラ達もみんなゲームそのままという感じでしたね。それは話し方のみならず細かい所作、視線の動きも含んだ表情の作り方など全部込みです。その上で、なのですが郭嘉さんが実に郭嘉さんでした。指先まで芝居をしているんだろうな…さすがですね…。あと郭嘉さんではなく、丘山さんの話ですが、最後、挨拶のときの「いい子ちゃん、よしよし」の破壊力すさまじくないですが。郭嘉さんの夢女子大丈夫?? 
 キャラ話といえば、ですが。事前にTLでちょいちょい見ていたのですが荀攸さんのアクロバティック軍師っぷりが本当すごかった。滑らかに転がる、戦う。スローモーション演出でゆっくり前転するのは思わずヒエって声出ました。
 女性陣たちも華やかだったな〜。個人的に周瑜と小喬の会話、諸葛夫婦が視線を合わせていたシーンに滾りました。公式夫婦好きだ…。
 話をまとめる能力がないので、脚本の話に戻ります。ずっと興奮・感動しっぱなしでしたが、ラストあたりの郭嘉さんの「もしもの話さ」と、それに対する周瑜殿の「戦にもしもの話などありはしない」というやり取りが胸に応えました。今見ているこれがまさしく郭嘉さんにとっての「もしも」で、でもそれは本来ありえないもの…うぐぅ苦しい(語彙力がないことも)今回の物語のすべてがそのやり取りに詰まっているように感じました。無理つらい好き。

 そういうわけで、家にいながら楽しめました、舞台赤壁IF。大変なご時世ですが、こういう機会をくださったことに感謝ばかりです。素敵な舞台でした…関係者皆様ありがとうございます。円盤出たら買いますね。あと、はい、強烈な印象を残しながらノータッチだった楽進ミュージカルですけど、そちらも無双舞台の主題歌としてCD化をお待ちしていますね(ああいう崩し役って一人は必要ですよね。最高でした)
 もっと無双の舞台やってほしいな…戦国舞台もまた観たいです。そして欲を言ってしまうと、ね、やはり動いている最推しが見たいです。お待ちしております。

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