Yash KOSE

半導体業界で設計、マーケティング、新事業開発、コンサルを時代の変化と共に経験して現役引…

Yash KOSE

半導体業界で設計、マーケティング、新事業開発、コンサルを時代の変化と共に経験して現役引退。 歳甲斐もなく技術屋精神が戻ってcodingやAIを学び始め、データサイエンスで社会と接点を持てればいいかなと思う今日この頃。日々の楽しさを投稿していきます。

最近の記事

チャレンジを「続ける」

人との出会いが自分の人生の方向性を変えることがある。 そしてその出会いでの言葉が具体的な財産となり残ることもある。  子供の時は家族と同居していると親と接する時間が長く、 人生観らしきものは親の言葉やライフスタイルから微かに学び取り、 似たような常識を持ち合わせることになる。  そして社会へ出た瞬間、多くの人との出会いと共に 新しい常識に触れることになる。 それらがミルフィーユのように積み重なり、 その人の哲学が出来上がっていく。 これを考えると学生のうちから多くの社会人と

    • 社会の民主化をも担うエンジニア

       振り返ると私がエンジニアになろうと決めたのは9歳だった。  当然であるが自分の意思より周囲の環境が大きく影響していた。 当時、父は国鉄(現JR)の研究所に勤めていた。奇しくも前回の東京オリンピックの年、東海道新幹線が開通したが開業前の試験走行に連れて行ってもらった。”夢の超特急”と言われていた車体を見ただけでも子供ながらに興奮したが、その日の走行は最高時速へのチャレンジの日で、達成の瞬間に走る車両の中でエンジニアが手を叩き、飛び上がり喜んでいた。冷静沈着であるはずの大人が仕

      • 夏の終わりーAIに分析できない感情

         8月31日、子供の頃は夏休みの最後の日であり、今日が夏の終わりという気持ちのケジメをつけたことが記憶に残っている。  大学生以降は1年分のエネルギーの大部分は5月頃からのマリンスポーツで費やされ、ダイビングで多くの時間を水中で過ごし半魚人状態であった。9月中旬以降の台風シーズンになると夏の終わりを感じて半冬眠生活に移行した。 海にいることそのものが夏であった。社会人になっても暫くは繰り返された夏活動だった。  家族ができ、自分の体力も劣り、生まれつきの内臓機能障害の程度

        • 高品質の情報を引き寄せる

           英語にはintelligence, information, dataという3語があるのに  日本語は全て=情報=という1語を使うことを強いられる。  内容の質によらず、誰かの意図を含むopinionであっても、  明らかに間違っているものも  情報というレッテルを貼ってネット上を流れる。  =情報=を求める側はある程度の精度と  自分の持つ大なり小なりの課題を解決する手がかりに期待するが、  PCやスマホに登場する情報が最適である保証は全くない。  発信する側が責任を持

        チャレンジを「続ける」

          顧客のベネフィットは誰が追う

          私の自宅の隣はショッピングエリアになっている。 スーパー、ドラッグストア、百円ショップが 徒歩500歩圏内にあるのは非常に便利だ。 特にスーパーはどのスーパーより低価格で、 週末は多くの買い出し客で賑わう。 ここまで安く提供する店はそれだけが価値提供だ、 と言われても納得してしまうが、 ここは店員教育が行き届いており、 嫌な思いをしたことが無い。 果物の新鮮さの見分け方を聞けば、 丁寧に教えてくれる。 家内が買った荷物が多かったからか 2ndバッグを忘れて帰ってきたときも

          顧客のベネフィットは誰が追う

          シニアのコンサルティング

          1980年頃からコンピュータのパーソナル化が進み 生活の概念だけではなく社会の常識、仕組みまでが 急速な勢いで変化しました。 今後もそのスピードは加速していくでしょう。 50代以上の年齢であれば、変化の前後に身を置き 経験してきた世代で、心のあり方の変化を含めて いろいろな意見があると思われます。 いい大学を出て、大企業に努めれば それで人生の成功者、というのが 既定路線であった時代でしたから。 確実に言えることは 「昔は良かったよ」 とは言えないことです。 昔の概念で

          シニアのコンサルティング

          重宝される”電波の見える男”

          IoTの時代がやってくる、と同時にハードウェア技術 者の活躍の場が増えると感じています。 IoT,Internet of Thingsでは全ての”物”、すなわち 椅子、机、その上にあるペン、ノート、ノートの 中身、部屋のドア、部屋にいる人・・・ までの全ての情報がインターネットに繋がる概念です。 一昔前は”ユビキタス”、まるで神がそこに居るが ごとくの不思議な世界、と称していました。 不思議な世界の実現には全ての”物”がセンサーと 近距離無線通信の機能を持つように 既存商

          重宝される”電波の見える男”

          わたしのストーリー

          1955年生まれ、東京出身です。 技術官僚だった父の背中を見てエンジニアに憧れて 育ち、工学系大学院を修了後に 日本電気(NEC)で半導体設計技術者になりました。 10年ほど世界の先端で活動しながらも 大勢いる設計技術者の一人でしかないと感じ、 自分の存在価値を上げる活動の模索を始めました。 CS(顧客満足)感覚を磨く! 潜在的に顧客が欲しいサービス・設計環境、 そして一介の部品屋にもかかわらず 顧客の設計効率UPのソリューションまでの 無償提供を世界で初めてスタートしまし

          わたしのストーリー

          NOTEでの寄稿をスタート

          NOTEでの寄稿をスタートします。 今の私にとって大切なことは自分自身の未来を感じてエネルギーを得て 日々を心身とも健康に過ごすことです。 そして自分が持つ経験や情報が一人でも多くの人の役立つなら惜しみなく 提供していきます。 コンピュータとインターネットの技術は私たちが住むリアルな空間とは別に サイバー空間を作り上げて社会構造すらも根本的に変えてしまいました。 便利な世界を通り越し、経済にも政治にも影響を及ぼしています。 IoTとAIの技術が進化すればまだまだ社会は大き

          NOTEでの寄稿をスタート