見出し画像

企業が小学生の自由研究をお手伝い!その目的とは?

夏休みの悩みといえば、宿題。特にその中でも自由研究は子どもたちだけでなく、それを手伝う多くの親たちをも悩ませています。実は、多くの企業が、この自由研究をテーマにしたイベントを開催しています。今回はその目的を探ってみます。

自由研究は多くの母親たちを悩ませています。CLUB Panasonicが小学生の子どもを持つ男女に対して行った調査によると、約7割の家庭が自由研究は負担になっていると回答し、また父親の約4割に対し、母親は約7割も自由研究を手伝っているとの結果に。この結果から、多くの母親たちが自由研究に対して負担を感じていることが分かります。

では企業が自由研究を手伝うのはなぜか?その理由は、母親たちが握る”財布”にあります。基本的に家庭のお財布を握っているのは母親。母親との接点を持つことは、家庭向けの商品を扱う企業にとっては生命線とも言えます。小田急百貨店町田店は8/25まで、自由研究にぴったりのワークショップを企画し、親子での来場を促しています。また、雪印メグミルクは自由研究をテーマにした、夏休み特集Webページをオウンドメディアにオープンし、牛乳パックを使った工作などを紹介しています。こうした自由研究をテーマにしたコンテンツには、母親と企業との接点を作るといった目的もあるのです。

課題の大小に関わらず、広く社会で認識されている課題に、PRのチャンスが隠れています。環境問題のような「大きな社会課題」を絡めたPRストーリーの切り口が見つからない場合でも、こうした小さい、身近な課題と自社のプロダクトの接点を探ってみるのも良いかもしれません。

 冨澤
◎株式会社りべるサイト
https://pr-supporters.com/

【参照】

小田急百貨店
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000035774.html

雪印メグミルク
https://www.atpress.ne.jp/news/188807

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?