ココカラ幸福学講座 第3回の振り返り

こんにちは。管理栄養士のteikoです。
ココカラ幸福学講座も第3回になりました!

①よい健康状態は、学びや社会的なつながりをもたらすため幸福度に役立つ

よい健康状態の時は、学習や活動に積極的になれます。仕事にも前向きになれるため、良い結果が生まれやすいです。
同じ稼ぐ事でも、良いつながりの中で働くのか、良くないつながりの中で働くのかで心身の健康状態は変わっていくのです。
以前は仕事などの成果が上がる→幸福度が上がると考えられてきました。
しかし今は、幸福度が上がることによって健康状態が良くなったり、成果が上がることがわかっています。

幸福度が上がることで仕事に集中できるようになり、その結果仕事の成果が得られます。また、幸福度が高まることで自分を見つめてケアする時間を持てるようになり、それが健康状態をよくすることにつながるのです。健康状態が良くなると病気のリスクも減り、健康状態が良くない時にかかっていた医療費を削減することができるのです。

実際に企業では、生産性を上げるために社内でヨガなどの軽い運動を行ったり、社員食堂を開いているところがあります。福利厚生の部分が分厚くなってきているということですね。
心身が満たされた「マインドフル」な状態で職務にあたることによって、作業効率が上がるからです。

②幸福度に影響するのは、自分の健康を「どう感じているか」

以前の幸福学講座でもありましたが、幸福度に影響する健康状態とは、「自分の健康状態をどう感じているか」です。
実際の診断などはあまり関係なく、自分が健康をどう感じているのか?という主観的なものが幸福度に関わってきます。

日本人の人口に対する肥満の人の割合は約5%です。ですが、肥満を自覚している人口の割合はそれよりもかなり多いといいます。
アメリカは肥満の人の割合は35%で、科学的に見ると肥満割合は高いですが、自分が健康だと答えた割合は90%近いといいます。
日本人は自分が健康だと自覚している人の割合は先進国の中で一番低いです。
特に中高生でその割合が低く、深刻です。

では、自分の健康をどの程度理解し、体のケアをしているのでしょうか。
自分の体と対話して、体がどう動くか、調子を知ることは大切です。
心の調子はどうか?「身体感覚」はAIにはない、人間独自のものです。
それを子どもたちにどう感じてもらうのかが、今後必要になっていきますね。

まとめ

幸福学講座の前半振り返りでした!
後半は、メンバーになっていただいた方のみ聞けます!

振り返り動画

ライブでは、このような感じで配信しています。
ちょっとだけ雰囲気を味わえますよ。

前半

後半

おわり

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