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地に足をつける

私たちは、他人との約束を大切にしている。

約束の時間に遅れない、

決められたことをきちんと行う。

あの人はきちんとした人だ。

信頼できる人だ。

あの人は信用できる。

これって、他人からの評価によって、

自分の価値を確認する生き方。

悪いことではないのだが、

場合によっては、無理をしていることもあるかもしれない。

自分を犠牲にしていることもあるかもしれない。

私たちは他人の評価には敏感なんだけど、

自分が自分に対して行う評価には本当に無頓着だ。

案外、心は悲鳴を上げているかもしれない。

それを押し殺しているとね、

そろそろ気づいてよと、いろんなサインが出てきます。

そのサインを無視して、

ポジティブに振る舞うことで、

取り返しのつかないことになることもある。

また、そんな自分嫌で、

自己嫌悪に陥ることもあるかもしれない。

でもね、自分が自分を認めることができない人生なんて…。

きっと後悔するだろうな。

不器用でも、

そんな自分が好きで、

不器用でも、

そんな自分を必要としてくれる人がいる。

この順番。

地に足をつけた生き方…。

自分を必要としてくれる人がいるから、

自分のことが好きになれるのではない。

少々、理屈っぽいけど、

年の終わりの12月、

そろそろ、自分のあり方を本気で考える。

不器用で、

自分の限界もわかっていて、

だから、助けてと言える。

だから、人と繋がれる。

地に足をつけて、

自分の人生、

これでいい、

こんな人生が好きなんだ。

こう、叫べる時、

自分のあり方が明確になっている時、

笑顔で心穏やかに生きている時。

人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。