今を大切にする生き方が未来をつくる
未来のために今があるのか?
今の積み重ねが未来となるのか?
未来のために今の行動をするのなら、
本当はやりたいこともやらず、
言いたいことを言わなかったり、
「しょうがない、未来のためだ。」とつぶやきながら、
何か我慢を伴う、
何となく、充実しない毎日を過ごすことになるかもしれない。
充実しない毎日の積み重ねの先に、
果たして充実した未来があるのだろうか?
自分の「あり方」のまわりに、
少しでもワクワクして、
心躍るものを置いているだろうか?
変わることのない自分の本質「あり方」を偽り、欺いて過ごした日々は、自分の寿命に入れることはできない…。
虚偽は、「あり方」を濁らせる。
何か嘘やごまかしがあると、防御が人生の基調になる。
防御するほど人は弱くなり、情熱や勇気を発揮できなくなる。
一切我慢せず、
自由勝手に振舞えと言っているわけではない。
まわりと力を合わせないと、私たちは生きていくことはできない。
我慢しすぎて、自分の「あり方」を濁らせてはいけない、と思うのです。
だから、
ちょっぴりでいい。
充実した毎日を過ごすことができないだろうか、
その積み重ねが大きな充実となるのではないか?
自分に無理なくできること、
自分で直接コントロールできることに集中すると、
自分を認めることができる。
自分が好きになる。
自己肯定感、
自己効力感も向上する。
そうすると、今を大切にできる。
今に集中できる。
未来は、今の積み重ねであることを信じることができる。
そして、今を大切にし、今に集中していると、
過去の出来事は全て良い思い出になる。
過去は、今の心の状態に基づく解釈だから。
今が充実していないと、
「あの時の失敗がいけなかった!」と常に後悔し、
心は今ではなく、
過去に置き去りになったままとなる。
反対に今が充実している人にとって、
過去は全て良い思い出であり、
良い経験となる。
今を大切にする生き方が未来をつくる。
そのように思うわけです。