コミュニケーションのずれ
仕事でよくある話、
上司:「ねえ、あれした?」
部下:「はい、片付けしました!」 (笑)
上司:「なんで、それなん?違うやろ、資料作成した?」
部下:「はっぁ?」(怒)…最初から言えよ!…
コミュニケーションはずれるもの。
これを前提に話をしないと伝わるものも、伝わらない。
このようなちょっとしたコミュニケーションのずれが積もっていくと、
それが、ストレスになり、そのストレスは、相手に対して、
「不安」や「怒り」となる。
この「不安」や「怒り」を解消するために、
私たちは、いったいどれだけの時間を費やしているのだろう。
会社の会議の半分の時間は、
コミュニケーションのずれによる「不安」や「怒り」を解消するものだと思う。
よく会議で、今日は、「ガス抜きができた。」という人がいる。
つまり、コミュニケーションのずれによる「不安」や「怒り」が、
ガスのように溜まり爆発するのを防げたという意味である。
このような会社は、
ガスが溜まること、
コミュニケーションのずれがあることが前提となった仕事スタイルなのである。
自分の意図を言わないコミュニケーションスタイルなのだ。
多いね、コミュニケーションのずれがあることが前提となった仕事スタイル。
一を聞いて十を知るじゃないけど、
「全部言わなくても察しろよ!」という雰囲気。
同質性が崩れ、多様性が当たり前のこの社会において、
それは無理。
特に、人を指導する立場の人は、
自分の意図をきちんと伝える努力をしないといけない。
コミュニケーションのずれが無くなるだけで、
仕事は順調に進みだすし、
会社の業績もあがる。
コミュニケーションのずれが無くなるだけで、
仕事だけではなく、
人間関係もうまくいく。
コミュニケーションとは、言葉とは、不完全なもの。
だから、不完全なものを埋め合わせる努力が必要。
人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。