X投稿:『あんなに仲良かったのに、仕事ができるできないで関係が一気に崩れるの、人間まじで怖い』 への感想
仕事とは、なにかの問題解決をすることであり、ビジネスとは問題解決に値段をつけて、買い手に対して売り上げることである。
営利企業(民間企業)で働く場合、ビジネスの領域が舞台となる為、以下の①や②に該当する場合、仕事ができない人、という扱いに陥る。
①どれだけ頑張って活動しても、問題解決ができない
②問題解決は上手にできているが、お金にならぬ
仕事ができないという烙印が押されれば、社内で差別的な待遇が待ち受けている。差別されるものとそうでないものとの間で溝が生じて、それまでの人間関係は変容する。
仕事ができない人となる原因は千差万別であるが、概ね以下のA,B,Cのいづれかに収斂する。
A.スキル不足
B.経験不足
C.意欲不足
これらのギャップが大きすぎる場合は、会社を辞めるしかなくなる。
ギャップが少なければ本人の努力や、環境を変える事で改善する場合がある。
一番良いのは、スキルも経験も意欲も伴い仕事ができている状態(充実している状態)を維持できること、であるが、変化の速い時代にあって、なかなかそんな状態で安定する事などない。(会社が方針として挑戦を謳えば謳うほど、社内のビジネスパーソン達は、A,B,Cが削がれた状態で戦う必要が出て来る)
上の投稿を見てふと思ったのが、ビジネスにおいて、「仲良いってそんなに重要なの?」って事。
職場の人間関係は、あくまでも『問題解決(売上の為)』に機能すべきものであるので、『問題解決(売上の為)』に必要の無い親しさや信頼関係なんていうのは、ぶっちゃけ、不要だと思うのだ。
なので、順序として『問題解決(売上の為)に必要』→『であるが故に、他者と信頼関係を構築する』
ではないかな。
とはいうものの職場で友達を作ってはならないという理屈ではないと思うので(そうでなければ、結婚の多くの割合が社内恋愛に起因するという理屈の説明が成立しない)、仕事とは別の領域で親しくなる事は、充分にあっても良いと思うけど。
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