見出し画像

「自分だけの幸せのものさし」をお互いが尊重し合えるように。誰もが「自分でいていいんだ」と安心できる社会の構築を目指して #32

ぼくの住む香川県高松市に、
一般社団法人ぬくぬくママSUN’Sという団体があります。

ぼくは長い間、
子ども会やPTAに関わってきましたが、
ぬくぬくママSUN’Sの活動は
以前からSNSで見ていて、
乳幼児を子育て中の母親が、
お互いを支え合いながら
自分らしくいられる場所づくりに
多くの方が共感し、
参加している様子に関心を持っていました。

また、
子ども食堂「ぬくぬくごはん会」に代表されるような、
年齢や性別、職業に関係なく
地域の誰もが
子どもに関わることのできる社会を
目指した取り組みは、
ぼくにとって非常に賛同できるものでした。

公益社団法人高松青年会議所主催の
「高松人間力大賞」ユニセフ協会賞や、
香川県「みんな子育て応援団大賞」
知事賞の受賞など、
当時のぬくぬくママSUN'Sと代表の中村香菜子は、
自分と同世代ながら
とても勢いに乗っているように感じたのを
覚えています。

一体どうやって組織を引っ張っているのか?
彼女から法人の運営について説明されたとき、
ぼくは衝撃を受けました。

非営利活動を行う組織にありがちの、
行政からの業務委託料が
財源の大半を占めるような状況と
ママSUN’Sは無縁でした。
現在もそうです。

東京などの大都市ではなく、
この一地方都市・高松で、自立・自律を目指して
広告収入や会費収入など自主財源の確保に奔走し、
自分たちの信念とそれを実現する裁量を持って
地域のために活動している団体に
ぼくは出会ったことがなく、
多くの人々がその理念に共感を覚え、
寄付などによりサポートしているという事実は、
補助金を中心とした行政に携わってきた
ぼくを驚かせるのに
十分なものでした。

一方で彼女は、
行政を自分と相容れないものだとは
全く考えていません。
生まれ育った香川、高松を愛しているからこそ、
高松市創造都市推進懇談会(U40)メンバーとして、
30年後を見据えたまちづくりを目指すとともに、
U40卒業後は、
市の総合計画審議会や
男女共同参画推進懇談会の委員としても
積極的に発言を行い、
パブリックセクターともネットワークを作っています。

そしてこの夏、
一般社団法人ぬくぬくママSUN'Sは
【不登校児童等の居場所づくり】
【子育て中の親の学びの機会の充実】
【教育等の社会課題を大人が話し合う場の立ち上げ】
といった、新たな取り組みのために、
クラウドファンディングを行います。


不確実で、
これまでの正解や常識が通用しない時代に必要なのは、
「夢に向かってチャレンジする人」と
「チャレンジする人を応援する人」
ではないでしょうか。

彼女が耕し、種をまき、水をやり、
どんな嵐にも負けず守り続けた
ぬくぬくママSUN'Sという畑からは、
起業家をはじめ、
自分らしく生きることにチャレンジする女性たちが
数多く育ち、
それぞれの色の花を咲かせ、実をつけてきました。

子どもも大人も関係なく、
【誰もが「自分でいていいんだ」と安心できる社会】
の構築を目指し、
夢を描いた大きな旗を掲げ、
14年目のTHE UP DATEにチャレンジするリーダー、
中村香菜子を、
ぼくはパートナーとして、全力で応援します。

目標額は、70万円。
非常に高いハードルを自らに課したと思います。

次の世代のために、できればぼくたちと一緒に、
ぼくたち一人ひとりの人間が自らの手で、
自分たちの、みんなの幸せのために
支え合う仕組みづくりの輪に
参画していただけませんか?

ぜひ、クラウドファンディングページをご覧ください。

ぼくも、リターンの一部ではありますが、
今自分にできることをご提供します。

「自分だけの幸せのものさし」を
お互いが尊重し合えるように。

どうぞよろしくお願いいたします。

中村香菜子のnoteでは、彼女が日々感じたことや思いを毎週お届けしています。

中村香菜子の共著本「わたしをつくるまちづくり ―地域をマジメに遊ぶ実践者たち」も、よかったら読んでくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?