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学校へ行きたくない

もうすぐ夏休みが終わる人も、
いらっしゃると思います。
でも、学校へ行きたくない。
このように思う方もいらっしゃると思います。
きみが行きたくないと思うときは、
行きたくないんですよ。
みんなと同じように学校へ行って、
遊んだり、勉強したり、部活したりという、
みんなと同じではなくなるので、
学校へ行かなくちゃと思う人も、
いらっしゃるのかもしれませんね。
お父さんやお母さんから、
みんなと同じように普通にしてほしいから、
学校へ行って!と言われる人も、
いらっしゃるのかもしれません。
学校へは必ず行かなければいけないという、
決まりはありません。
警察にも捕まりません。
ただ、自分は学校へ行きたくないという、
相手に気持ちを伝えることが、
難しいときがあります。
そのようなときは、
保健室の先生やスクールカウンセラーさん、
お父さんやお母さん、
おじいちゃんおばあちゃんに、
相談してみてください。
学校へ行きたくないとき、
休むきっかけを作ったほうがいいです。
「風邪ひいたみたい」
「体調が悪いよ」
「からだがだるい」と、
お父さんお母さんへ伝えてみてください。
そして、勇気が必要かもしれませんが、
学校へ行きたくないと伝えてほしいです。
お父さんお母さんが忙しいときや、
きみのお話を聞いてくれないときは、
保健室の先生に教室へ行きたくないと、
伝えてみてください。
保健室の先生はこのようなことも、
親身になって相談を聞いてくれます。
スマホを持っている人は、
いまは悩み相談が、
電話やチャットなどでできる時代です。
相手へ自分の気持ちを直接伝えることが、
難しいときは、
電話相談やチャットで、
自分の気持ちを伝えてみてください。
自分の気持ちを伝えることは、
悪いことではありません。
むしろ、言わないと、
なんで言ってくれなかったのと、
心配してくれるときがあります。
みんなと同じことをするより、
一般の人と同じことをするより、
ふつうの人と同じことをするよりも、
きみの、心と、からだのほうが、大切です。

厚生労働省をご存じですか?
お悩み相談を聞いてくれる場所があります。
家族や学校へ話しづらいときは、
厚生労働省のホームページを、
見てくださいね。
もう、悲しい思いをしなくていいし、
つらいことをされなくていいんです。
行きたくないなあというときは、
行きたくないんです。
自分の気持ちをお話するときは、
勇気が必要かもしれませんが、
そのようなときは、
ゆっくり息を吸って、
ゆっくり息を吐いて、
ふとんの上にからだを乗せて、
足を伸ばして、
ゆっくり深呼吸をしてみてくださいね。
きみのお話を聞いて嫌な顔をする人は、
ここにはいません。
きみから話しかけてくれるのを、
待っています。

#多様性を考える

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