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ずっと昔大好きだった女性と25年ぶりに会った時の話【レズビアンの恋】

2017年は本来の自分に戻れた年、かなり遅れたけどビアンデビューできた。まさに激動で、最高に素敵な1年だった。
いろんな出会いがあった中で、ずっと昔大好きだった人と、25年ぶりに会うという事件?も起こった。

25年前は、セクマイにとって環境は厳しく、お互い好きあってたんだけど
彼女の幸せを祈って手を離したワタシでした。
この25年間、忘れたことがない っていったら、ウソになる。忙しくて忘れた日もたくさんあった。

だけど、夢にもちょいちょい出てくるし、誰かを好きになったら必ず思い出したり。幸せでいてくれたら とそれだけを祈って生きてた。

死ぬ間際に会えたらいいと思ってたけど、そうじゃなくて元気な時に会いたいな と。後悔するなと思って。以前からFacebookで探してたけど、見つからなかったのに、なぜか今回はすんなり見つかって。不思議だなって思いながらメッセージ送って、返事が来たのが3か月後。

25年ぶりに会うことができた。この25年、一度も連絡せず。
久しぶりの彼女は少しだけ横幅が広くなってたけど、顔の輝きは変わってなかった。

結婚はしなかったんだって。まあそれも人生。でもひとり、心の中で
ひとりツッコミしてた。ひとなみに、結婚でもして、子どもでも産んで
幸せになってほしかったから、決死の覚悟で手を離したのに~~~って。
まあ幸せの形は人それぞれ。

いろんな話をして、いろんな表情の彼女をみて、あ~ワタシ、この人のこと
好きだったんだなぁ~って。ひとり、感慨にふけってて。相変わらず、いい顔して笑うんだな~って思って。

それでも感じたことは、完全に違う道に来てしまったということ。

25年前の当時に、世間体なんか気にせず、勇気さえあればつきあえたと思うけど、今、それぞれに成長して、話は楽しいけど。価値観や、お互いの世界観や、そういうことを考えたとき、今、つきあうとかは、ないな と感じたのでした。

あれほど惚れてたのにね。ずっと忘れられなかった人なのに。

よくドラマや本とかでも、昔好きだった人には会わないほうがいい とか
きれいな思い出のままがいい とか、あるけども、その意味がすごくわかった。会えてとってもうれしかったけど、現実を目の当たりにして、いろいろ目が覚めた。

でも本当に会えてよかった。その気持ちは確かです。

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一緒にランチして、お茶もして、さんざん、思い出話をしてるのに、当時の感情とか出来事とか、お互いに気を使って話題に出さないようにしてた。

例えば、よく彼女が、ポッキーゲームをしよう♪ と、毎日毎日、グリコのポッキーを学校に持ってきていた。毎日、学校の友達の前でも、2人だけの時も、それをして遊んでた。

変なとこ、マジメすぎたワタシは、絶対に失敗しなかったし、失敗して、キスしちゃうとかしなかった。今考えたら、失敗するのが当然のゲームなんだから、失敗しちゃえばよかった と。

当時のワタシは、それでキスなんかしたら、この恋は止められない と、
かたくなに思っていたんだと思う。

銀座でふたりでじゃれあいながら歩いてて、路地裏に入ってキスをせがまれたこともあった。それでも、かたくなにワタシはしなかった。今思えば、しちゃえばよかった。

彼女の気持ちに応えられなかった。

恋をすすめる勇気もなく、世間体とか常識とかにしばられ。あと、彼女の両親や自分の両親の気持ちを考えたら、どうしても、この恋をすすめるわけにはいかなかった。

25年たって、お茶を飲んでて、そんな話の一つでもして、笑いあえたらよかったけど、そのての話は、一切出ず。まだ笑えないのかな。

お茶も終わってビール好きな彼女から、飲みにいかない?と誘われたんだけど、ワタシはこのまま飲みに行ったら、酔った勢いで昔の気持ちを全部話してしまいそうだったし、その時つきあってた彼女の顔が頭に浮かんで、せっかくのお誘いを断ってしまった。

昔の気持ちをぶちまけても、付き合う気もないし、友達として、もう会えなくなるのも、もったいないなと思って。せっかく会えたんだし。

この日はさっさと帰宅しました。そもそも彼女は基本ノンケだしね。
まあ素質はすっごくあるけども。

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昔、彼女とお別れする時に手紙を渡した。好きとか愛してるとかいう言葉を
いっさい使わずに、恋文を書いた作家のこと思い出して、自分もそれに挑戦した。とってもうまく書けた。

いつか笑って会えたらいい みたいなことも書いた。

うまく書けたけど、やっぱりワタシは逃げていた。翌日、彼女からも手紙をもらった。書いてあったこと。

「手紙ありがとう。やっぱりあまみちゃんは、大人だなあって思いました。そして、やっぱりずるい。」

そんな内容だったと思う。

その話を最近、仲良しのL友にしたら、彼女も好きだったんだね。両想いだったね。って言われて。

当時の自分の勇気のなさと、彼女の気持ちに応えられなかった申し訳なさとで、家で一人で泣きました。

恋にタイミングってある。好きな時に好きって言わないとダメなんだなって
本当に思うから。今、好きな人がいる人は、素直に気持ちを伝えること、後悔しないように って強く思います。

25年前、東京タワーの下で彼女と最後のお別れをした。彼女に初めて、次の約束のないバイバイを言った後、見上げた東京タワーのあの角度と光。

何かあるとあの角度を思い出して、いろんなことを乗り越えてきた。これから先もきっとそうだろう。

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どうもありがとう♡
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温泉とおいしいものを愛する。セクマイの独り言。
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