見出し画像

エリザベス女王杯考察


こんにちは。今回は11/15(日)に阪神競馬場で行われるエリザベス女王杯について考察していきます。

このnoteでは現段階で私が気になる馬について書いていきます。目次をつけますので、悩んでいるor私も気になっている!という馬だけでも読んでもらえると嬉しいです。


まず今回はなんと言っても開催が京都→阪神に替わったことはポイントでしょう。また、外回り→内回りですからその点も頭に入れて予想していきたいです。

それでは始めます。



ノームコア


夏の札幌記念を勝ってここに挑んでくるノームコアはやっぱり気になります。

というよりも、単純な能力だけを考えるとこの馬が1番強いと考えています。

3走前のヴィクトリアマイルでは出負けからポジションを取りに行き前残りの馬場を3着。アーモンドアイには離されましたが、2着サウンドキアラとはクビ差と力は示したと思います。

2走前の安田記念は中2週の厳しいローテーションの中を追い込んで4着。上がり33.8の末脚は素晴らしかったですし、ゴール後も勢いよく駆け抜けていましたから距離が伸びても楽しみだと感じました。(もちろん直線だけの競馬に徹した分はあったと思いますが。)

前走の札幌記念では内でロスなく溜めて4角手前から進出開始。4角では各馬が追い出されている中、ノームコアはスルスルと馬なりでポジションを上げていくと最後はラッキーライラックを差し切りました。見た目以上に完勝だっと思います。


ここまで見ていくと、5歳秋の今でもハイレベルなパフォーマンスを見せていますし、今回のメンバーを考えても能力は抜けていると考えます。

4歳以降で大崩れしたのもどん詰まりの中山牝馬Sと適正外の高松宮記念だけですから、使っているレースを考えても高いレベルで安定しているのは魅力です。

今回の条件としては阪神の2200mとなりますから、決してベストではないと思います。ただ、内枠を引いて距離ロスを抑えつつ流れに乗れれば対応できるとは考えています。札幌記念の形ですね。(内枠が条件となりますが。)

また輸送もありますからそのあたりは当日の雰囲気も見たほうがいいとも思います。



センテリュオ


オールカマーを勝って臨んでくる昨年の4着馬センテリュオ。

そのオールカマーでは抜け出したカレンブーケドールを上がり34.5の末脚で差し切った内容は素晴らしかったと思います。僅差だったとは言え骨っぽいメンバーが揃ったGⅡ戦で勝ち切ったことは素直に評価したいです。

2走前のマーメイドSはレースを引っ張ったナルハヤが4着、2番手追走のサマーセントが勝ち、好位の内から伸びたリュヌルージュが3着と内前有利のバイアスだったと思います。その中を4角2桁番手から長くいい脚を使って勝ち馬に迫ったのは負けて強しの内容でした。内を通したのはバイアス的に恵まれたかもしれませんが、軽ハンデ馬が上位を占める中でトップハンデ55キロを背負ってのこの内容は十分と言えるでしょう。


要は何が言いたいかというと、「今が充実期なのでは?」ということです。昨年4着馬がさらに力をつけてくるのであれば私はチャンスがあると思います。昨年の1.3着馬が上位人気に推される形ならばメンバー的に恵まれていると思いますしね。(オールカマーで負かしたカレンブーケドールが出走してきていたら1.2人気になると考えていますので。。)

ローテーションに関してもいくつかのステップレースがある中で混合戦でコースレイアウトが似ている中山2200を使ってきたのは好感が持てますし、キャリアの多くは2000以上ですから距離の心配もしてません。

調教師さんも阪神開催を考慮してオールカマーを使ったとコメントが出ているみたいです。

過去には同舞台でメールドグラースと0.3差と実績もありますし、今年の阪神替わりは相対的にプラスになるのではないかと思います。


展開に左右されますが、タフで決めてが活きる展開になればいい脚で追い込んでこれるのではないかと思っています。



サラキア


目下2連勝中でエリザベス女王杯に挑んでくるサラキア。結論から言いますと、私のファーストインプレッションは「本格化」です。


前走は少頭数もメンバーが揃う中で勝ち切り、2走前もタフな持続力戦を差し切りました。

そもそも苦手な馬場悪化戦で勝ち切った前走も評価していますし、何より2走前がめちゃくちゃ強いと考えています。

持続力戦となったレースを外を回して差し切り勝ち。最後は流していましたから、メンバーレベルが今回よりも低いとは言え内容は良かったです。レースの上がりが35.0に対してサラキア自身は34.0で走破していますからね。


昨年の6着をどう評価するかがポイントにはなってきそうですが、充実期を迎えた今なら昨年上位組との差は詰めることも可能なのではないでしょうか。北村友Jとの手も合ってそうですしここは期待したいです。


展開に左右される形にはなりますが、脚を溜めてラストにかける競馬をすれ出番があってもと思います。



サトノガーネット


最後は想定オッズで全然人気がありませんが1発ならありそうという穴馬としてサトノガーネットを紹介します。

小倉記念で重い印を打ちましたが、やはりこの馬のストロングはスピードだと思っています。ですから開幕2週目の高速馬場は追い風ですね。


昨年の中日新聞杯では上がり33.3で豪快に差し切り勝ち。前述の小倉記念でも4角で外を回しながらの2着。勝ち馬が内を抜けてきたことを考えると勝ちに等しい内容にも思えます。

小回りタイプだと思っていましたが、前走の新潟記念では最後方から追い込んで4着。上がりは31.9を繰り出しておりびっくりしたくらいです。差し切れなかったのはブラヴァスやジナンボー、サンレイポケットの3頭ですからレースレベルも低くなかったと思います。


引き続き坂井Jとのコンビですから前走同様終いにかける競馬になると思います。坂がある阪神開催は相対的にプラスであり、この馬に関しては距離の心配もないですから展開に恵まれれば馬券になってもと思います。3連系なら抑える価値ありという印象です。

昨年の9着より走れるのでは?と考えているので1発に期待したいです。



以上でエリザベス女王杯の考察は終わりです。最終的な結論は土曜日あたりに決めようと思います。

GⅠ連戦の初戦、楽しみましょう!


ここまで読んでいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?