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天皇賞秋考察

今回は11/1(日)に東京競馬場で開催される天皇賞秋について考察していきます。

このnoteでは、アーモンドアイ、クロノジェネシス、ダノンキングリーについて書きました。目次を付けましたので、気になる馬だけでも見てもらえたらと思います。他に気になった馬がいればどんどんツイートしようと思います。


私は当初から◎ノームコア○サリオスでしたので(笑)、2頭とも出てこないのは残念ですが切り替えて予想していきます。


それではいきます。



アーモンドアイ


昨年の勝ち馬で連覇を目指すアーモンドアイ。安田記念2着以来のレースとなります。

その安田記念では痛恨の出負け。リカバリーして中団につけますが、前目で進めたグランアレグリアに及ばずの2着でした。それでも昨年の春秋マイル王インディチャンプには先着しましたし、初めての中2週でのレースとしては意地を見せた内容だったと思います。

安田記念は1400寄りのスピードが求められますから、今回の距離延長はプラスだと思います。昨年は豪華メンバーの中で突き抜けたわけですし、ここでは軽視できないという印象です。何よりベストな条件ですからね。


後は馬場が大きなポイントとなりそうです。昨年の安田記念はインディチャンプとアエロリットの一騎打ちを異次元の末脚で追い込んできました。絶望的な位置から追い込んできたあのパフォーマンスが次走天皇賞で◎を打った最大の決めてです。

一方で今年の安田記念は2着こそ確保したものの彼女の本来の弾け具合には見えなかったですし、稍重馬場が堪えたと考えます。パトロールビデオを見ればノームコアの方が良い脚で追い込んできたことが分かります。(ノームコアは直線競馬に徹していたのもありますが。)

高速馬場ならまた彼女の素晴らしい末脚が見れそうです。


ただ一方で単1.6倍でも◎を打った昨年のレースから1年経ち、それ以上の上積みは見込めなさそうですから、下の世代の勢いにも気を付けたいですね。(安田記念のグランアレグリア然り)

他に狙いたい馬がいるなら、その馬の逆転に期待してもいいと思います。ベストな条件ですから大崩れは考えにくいですが。

現段階では頭よりは軸向きという評価で考えています。


アーモンドアイの衰えに関しては、この天皇賞秋で馬券にならなければそういった「判断」をしても良いと思います。個人的に衰えたというのはベスト条件で好走できなくなった時と考えていますので。。。



クロノジェネシス


宝塚記念で圧勝し、それ以来のレースとなるクロノジェネシス。生涯馬券を外したのが昨年のエリ女のみ、掲示板外はゼロという安定感が魅力です。

東京コースに関しても2-0-1-0という成績ですから、オークス以来の左回りとなりますが問題ないと思います。久しぶりの長距離輸送には気を付けたいですが。休み明けが良いタイプでありこのローテーションも良いと思います。

今の勢いはアーモンドアイ以上ですし、メンバートップの充実期にあると思います。私自身もかなり強いと思っています。


なので。。。


今回は「1つ気になる点」について書いていきます。


今回の天皇賞秋参戦、少し違和感があります。と言うのも、この馬のタイプを考えればエリザベス女王杯に出走するのが普通だと思うからです。


3歳春あたりまでは鋭い切れ味で結果を出してきましたが、秋華賞や京都記念、そして宝塚記念を見るとタフな持続力タイプに見えます。

大阪杯で僅差敗れたラッキーライラックに2.5差つけた宝塚記念が全てを表していると思います。


であれば、その宝塚記念と同舞台で開催されるエリザベス女王杯に参戦するのが自然だと思います。今年は阪神開催ですし。

それでもこの天皇賞秋に参戦する理由は、、、


有馬記念が下半期の最大目標であるから


そう私は考えます。


ここからは私の勝手な推察です

そういうの要らないという人は読み飛ばしてください(笑)



振り返れば昨年、秋華賞を勝って臨んだエリザベス女王杯で5着に凡走しました。私は敗因を「レース間隔」と見ています。中3週が苦しかったと思いますし、リフレッシュされた状態でこそ力を発揮すると思っています。

(陣営さんたちも追い切り面で上手くいかなかったことやテンションの面について言及があった記憶があります)

だからこそ大阪杯から直行で宝塚記念に出てきたことは好感が持てましたし、陣営さん側もそれを理解しているのではないでしょうか。


であれば、有馬記念に向かうにあたってエリザベス女王杯よりも2週早く開催される天皇賞秋に出走してくる、辻褄は合いますね。


要するに、見据えるのは有馬記念でありそこにすべてを懸けたい。そこから逆算したローテーションであると考えます。その時期にちょうど天皇賞秋が開催されていたからここを使う。。。と。


昨年のアーモンドアイ、一昨年のレイデオロ、共にここ勝負で狙いすました勝利だったと思います。天皇賞秋はそのくらいここへの勝負度合いが高くないと勝ち切るのが難しいレースだと個人的には思います。

近年の勝ち馬もモーリス・キタサンブラック・レイデオロ・アーモンドアイですからね。どれも記憶に残る名馬です。


今回は、

タフな宝塚記念→→→少頭数直線切れ味勝負の天皇賞秋

と条件は悪化ですから、過信は禁物です。切れ負けも想定したいですし、宝塚記念の結果をそのまま評価したくはないです。

対抗~抑えという評価にとどめたいです。消す勇気はありません(笑)宝塚記念が強すぎでしたから。。



ダノンキングリー


現段階で私がちょっと面白いなと思っている1頭がダノンキングリーです。


前走の安田記念では稍重馬場が効いたと思いますし、ダノンスマッシュやミスターメロディ、セイウンコウセイといったスプリント組が作る流れに積極的に付いていき足が溜まらなかった印象です。それでもアーモンドアイと0.4差ならまずまずだと考えたいです。


地元・東京コースは3-1-0-1ですし、2000mという距離も合うと思います。前走で斤量58キロを経験できたことは大きいですし、4歳秋のここは真価が問われる一戦です。

しっかり足を溜めて府中の直線に入ってくればこのメンバーでも引けを取らない末脚だと思います。斤量面で有利だったとは言え毎日王冠のパフォーマンスは忘れられないですね。


そして今回は毎日王冠などの前哨戦を使わず、天皇賞秋に臨んできたことは評価したいです。(去年出てきてほしかった。。。)

昨秋(毎日王冠 1着→マイルCS 5着)や、今春(中山記念 1着→大阪杯 3着)の成績と内容を見ても直行の方が良さそうですし、萩原先生もそういうコメントを出していますから、ここを勝負として考えていると思います。


1800m巧者と言われがちですが、それ以上に休み明け巧者?と思っています。何せディープインパクト産駒ですからね。


このメンバーの中でそもそもの能力が足りるか分かりませんが、秋もここがベスト条件と考えている私としては高い評価をしたいと考えています。この秋にこれ以上条件の良いレースはないと思うので、ここに全て懸けてきてほしいと思います。


前日の馬場がスピードを求められるようなら、さらに評価を上げたいです。



以上で天皇賞秋の考察を終わります。他にも気になったりした馬はどんどん呟いていこうと思いますのでチェックお願いします。

ここまで読んでいただきありがとうございました!




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