マイルCS考察

こんにちは。今回は11/22(日)に阪神競馬場で開催されるマイルCSについて考察していきます。

このnoteでは、5頭について書いていますので、悩んでいる馬だけでも読んでいただけると嬉しいです。

それでは始めます。

グランアレグリア

スプリンターズSを異次元の末脚で勝ち切ったグランアレグリア。安田記念からGⅠ3連勝なるか注目です。

前走のスプリンターズSは行き脚つかず後方からの競馬となりました。今回は距離延長ですからある程度のポジションは取れると思います。

春もスプリント→マイルというローテで結果を残していますし、この臨戦には好感が持てます。おそらく目標にしているであろう春秋マイル王へ準備は整ったと思います。

今回は阪神開催替わりとなりますが、この馬はその恩恵を受けそうです。京都開催でしたらタフになるので1800～2000mの実績が求められますから、阪神のようなスピードを活かせるコース形態は彼女に向きそうです。

目標になるのを覚悟しつつも桜花賞の時のように早めに前を捉えに行く競馬に期待したいです。

おそらくレシステンシアが飛ばしていくペースが想定されます。安田記念に似た展開になっても問題ないでしょうし、高いレベルにあるトップスピードの持続力をいかんなく発揮できればGⅠ3連勝も達成できるのではないかと思います。

今回のライバルであるサリオスやレシステンシアに騎乗経験のあるルメール騎手とのコンビは心強いでしょうし、もう一度異次元の末脚を目撃したいです。

最後に1つだけ気になるとすれば、レース間隔が少し短いということでしょうか。中3週で挑んだNHKマイルCでは馬券外でしたからリフレッシュされてこそだと思います。今回は中6週でありますから杞憂に終わりそうですが少し状態面は見極めたいです。

現状は高い評価をしなければならないと感じます。

サリオス

毎日王冠を完勝して挑んでくるサリオス。

春のクラシック2戦はコントレイルに敗れたものの皐月賞とダービーで後続につけた決定的な差を見ても世代2位と言えるでしょう。

シルクのオーナーさんもダービーの前からスピードを活かせる路線で戦いたいというコメントも出していましたから、スピードに関しては世代トップレベルであるという自信の表れだと思います。

レシステンシアが引っ張るペースに関しては、昨冬の朝日杯を見れば何の心配もいらないと思いますし、むしろよーいドンの瞬発力勝負よりも相対的にプラスではないでしょうか。ダービーよりも皐月賞の方がコントレイルと良い勝負となりましたし。（一概にペースだけとは言えませんが。。。）

サリオスにとっては既に朝日杯で関西遠征も経験済みであり、同じ阪神マイルコースで圧勝の経験もありますから、舞台設定に関しても問題ないとみています。

レース間隔についても中5週というのは、皐月賞→ダービーと同じです。ダービーでのパフォーマンスを考えれば気にすることはないと思います。

能力は高いともいますし、阪神マイルは彼の強さが活きる舞台に感じますので古馬相手にどのくらいやれるのか今からわくわくします。

最後に1つだけ気になるとすればコンディションです。間隔に関しては問題ないと前述しましたが、サリオスがマイルCS参戦を決めたのは少し遅かったと思います。逆算して挑まないと勝てないのがGⅠレースです。まずしっかり毎日王冠を勝ちに来た可能性も考えられますから。。。追い切りや当日の雰囲気には注意したいです。

能力は高いと思いますので、馬券には外せないという気持ちです。

レシステンシア

NHKマイルCで2着になって以来のレースとなるレシステンシア。骨折明けで久しぶりのレースとなりますが、しっかり立て直していると思いますし、追切の迫力を見れば状態面では心配いらないと思います。

この馬のストロングはなんと言ってもスピードでしょう。昨年の阪神JFで見せたスピードは素晴らしかったですし、自分でレースを作ることができるのは強みとなるでしょう。

桜花賞では馬場悪化でスピード活きない中でもデアリングタクトの2着には踏ん張りましたし、そこから中3週＆初関東遠征となったNHKマイルCでも2着と力を示しました。

桜花賞とNHKマイルC、どちらも前有利の展開で恵まれたという考えもありますが、今回はリフレッシュされた状態であり、地元競馬で馬場も綺麗ということ考えればさらにパフォーマンスを上げてくると思います。

今年の3歳世代の中でもトップクラスでしょうし、メンバーが揃った今回も逃走劇があっても不思議じゃないと考えます。

あとはコンビ復活となる北村友Jがこの馬の良さを引き出す積極的な逃げを打てればチャンスがあってもと思います。

現段階では1発に期待している1頭です。

サウンドキアラ

前走スワンSでまさかの10着となったサウンドキアラ。今回はおそらく人気落ちしてくるでしょうし、気になります。

今年の上半期は充実した成績を収めました。なんと言っても重賞3連勝は強くなければできないと思います。

その勢いで挑んだヴィクトリアマイルでもGⅠ挑戦2度目ながら2着と結果を出しましたから、力をつけている証拠だと思います。

前走はそれ以来の休み明け、馬場悪化の内枠と敗因は様々ありますからここで見限る必要もないと思います。

メンバーが揃った分、混合GⅠは少し荷が重いかもしれませんが、レースセンスの良さと波に乗るジョッキー背に善戦を期待したいです。

現状はオッズとの期待値を考えながら抑えたいです。

アドマイヤマーズ

前走スワンSで3着入線から挑むアドマイヤマーズ。得意のマイルで逆転があってもと思います。

前走のスワンSでは結果が出ていない休み明けでのレースでしたし、馬場の悪い内枠も影響したともいます。それでも最低限3着にまとめたのは立派ですし、叩いたことでさらにパフォーマンスを上げてくるのではないかと期待します。

スミヨン騎手を背に暮れの香港マイルを制覇していますし、国内でもマイルGⅠを2勝ですから、いわゆるマイルの鬼といえるでしょう。グランアレグリアに2勝した経験もありますから、立ち回り1つで逆転を狙えると思います。

ただ安田記念のようにあまり前受けしてほしくもないなというのが個人的な見解であり、NHKマイルCで見せた長く良い脚が最後の直線で見れたらと思うので、そこは川田ジョッキーのエスコートに注目したいです。

富士S9着や安田記念6着などと噛み合わないと掲示板をも外してしまうという実力の割に気難しさもあるタイプであると感じています。ですから軸にはし辛いですが相手として評価したいです。

以上で考察を終わります。ジャパンカップに負けないくらい豪華メンバーが揃ったと思いますので、たくさん悩んでレースまでも楽しみたいです！

ここまで読んでいただきありがとうございました。