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飴と鞭の意味を理解し使いこなす【バランスで人間関係を良くする】

  こんにちは。江夏です。

あなたは「飴と鞭(アメとムチ)」という言葉を聞いたことがありますか?

この飴と鞭は、人間関係において、めちゃくちゃ使えます!!

飴と鞭の意味することを理解し、

優しさと厳しさのバランスを使いこなすことができれば、

あなたは、恋愛でも仕事でも、より良い人間関係をつくることができるかもしれません。


飴と鞭はなぜ使えるのか?

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 ちなみに、飴と鞭の意味は理解していますか?

まずは、飴と鞭の意味について解説します。

飴と鞭
→ 支配や指導の方法で、甘い扱いをして譲歩する一方で厳しく締めつけることのたとえ

意味だけを見てみると、なんとも物々しい雰囲気ですね…

元々は、行動を条件づけることにより、

「飴と鞭」を使える側の人間が都合の良いように、

ことを運べるように生み出された方法のようです。


「条件を満たした場合」は飴
→ 賞賛、褒美、報酬、抜擢などにより対象の心を満たす

「条件を満たせない場合」は鞭
→ ペナルティー、非難、罵倒などにより対象の心を戒める


この飴と鞭を巧みに使い分けることで、

民衆の要求の譲歩(飴)と民衆の弾圧(鞭)を、

バランスよく使い、有利に政策を進めていたそうです。

また、マインドコントロールなどにも使えるみたいです。


しかし、今回はそんなドロドロした話ではなく、

私なりの飴と鞭をお伝えできればと思っています。

私は、飴と鞭は「優しさと厳しさのバランス」だと思っています。

優しいだけだと、ゆるすぎてなあなあになってしまう。
厳しさだけだと、緊張感がありすぎて、遊びの部分がないので疲れてしまう。

この程よいバランスが大切なのだと思います。


飴と鞭をどのように使うのか

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 仕事や恋愛、人間関係などで、

私が応用する飴と鞭ですが、

お互いが「ルール」を守ることをベースにした関係づくりです。


飴は、先ほど説明した通りなのですが、

鞭に関しては、感情的になり叱責したり、罵倒することではなく、

悲しむ、落胆する、ということをしています。

例えば仕事の場合、

部下が作業の期限を守ることができなかった。

ここで叱ることも大切だと思うのですが、

「残念だった」と悲しみ落胆する姿を見せることで、

部下に「期待を裏切ってしまった」と思わせるようにします。


これは相手が上司であっても、恋人であっても、

「ルール」を守ってもらえないようなことがあると、鞭を使うようにしています。

しかし、ずっと悲しんでいるのも辛気臭くなってしまうので、

ある程度、反省の色が見えたら、すぐに飴を取り出すのです。

嫌な空気はなるべく引きずらないよう心がけます。


このように、手の内を明かしてしまうと、なんとも性格の悪い人間だと思われるかもしれませんが、

私は実際に、このようにして上手く人間関係を築いています。

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そして、もう一つ、効果的な方法があります。

それは「飴と無視」

ダジャレではありませんよ。笑

鞭の部分を、徹底的に無視することに置き換えるのです。

こんなことを言うと今度は冷たい人間だと思われるかもしれませんね。笑


リアクションを取らないことで、

何がいけなかったのかを相手に考えさせることができます。

そして自発的に改善、反省をうながします。

また直接的に言葉を投げかけないことで、

口論になることを避けることもできます。

また、人によっては「無視」が一番嫌だと思う人もいます。

無視されるくらいなら、叱られた方がマシだと言う方もいます。

つまり、条件を満たさない場合の対応としては、

かなり効果的であるということです。


ここまで、飴と鞭の使い方についてお話をしてきましたが、

注意すべきことがあります。

それは、鞭を与えるということの意味を考えなければならないということです。

ただ単に自分の思い通りにいかないからと鞭を使うことは、

これまでに話してきたことと意味が全く違います。


あくまでも、より良い人間関係をつくるということが前提にある

ということを忘れないように注意しましょう。

以上、江夏流の飴と鞭の使い方でした。


飴と鞭の意味を理解し使いこなす

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 今回は飴と鞭の話でしたが、いかがでしたか?

調べていると面白い話もありました。

対象の行動を増やすためには、飴
対象の行動を制限するためには、鞭
対象の行動を改善させるためには、鞭

というデータもあるようです。


心理学的な実験結果などを見ていると、

人の心は、常日頃から色々なことを意識しているのはもちろんのこと、

無意識の時にも色々なことを感じているんだなと考えさせられます。


ちなみに、私は飴と鞭は8:2の割合くらいが良いです。

どうせなら人を褒める方の時間や量が多い方が良いです。

逆にいうと、鞭を多用せざるを得ない関係性ならば、

関係そのものを見直すようにしています。


人の心を飴と鞭でコントロールなんて聞くと、

けしからんと思う人もいるかもしれませんね。

しかし、私はより良い人間関係を築くためには、

時にテクニックも大切だと思っています。


飴と鞭、あなたはどのようにとらえましたか??

あなたがより良い人間関係を築けるよう祈っております。

✅ 飴と鞭は「優しさと厳しさのバランス」
✅ 飴と鞭は前提としてより良い人間関係をつくるためのものである

これからも一緒にレベルアップしていきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございます。

江夏 岳

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