見出し画像

フランス散歩「南フランスの街 Touloseにて過ごした休日」前編


まだ初秋の南フランス・Touloseで過ごした
週末をようやくまとめてみました。
前後編に分かれています。

お茶を片手に
プチ旅行気分を味わってみてくださいね♪

🥖

今回お世話になったのはRYANAIR
車で2時間半ほど走り
スコットランドのエジンバラ空港から
出発しました。
なんと言っても、2人合わせて往復で150ポンド
(預け入れ荷物代金や座席指定代金含む)
RYANAIRは格安なので、機内での飲食は全て有料です。
分厚いコートは車の中に置いて出発。
ついた!
UKはEUを外れたので、
入国審査は日本人のわたしも同じ列です。
入国審査、一言の質問もなくスタンプもらいました。
こんなに簡単でいいのかな。
ホテル予約の際に空港からホテルまでのタクシーが
おまけでついてきたので、
この日は楽々タクシーで移動でした。
到着後少しのんびりして、
夕方はりすちゃんの住むフラットの最寄り駅まで
歩いて行きました。
待ち合わせでしたの。
通りすがりにあったのは
「MAーMA SUSHI」
トラオさんが、あの「ー」はいらなくない?
ママ寿司じゃなくて
まーま寿司?
まあまあ寿司=ほどほど寿司??
とやたら拘っておりました。笑

わたしは海外で日本料理屋に入ることは
滅多にないのですが、
この街にはたくさんの日本食店がありました。
びっくりするほどありました。
フランスではおにぎりが流行っていると聞いたけれど
なるほどねと納得してしまいました。

この日はりすちゃんのフラットで
りすちゃんの親友と一緒に
手巻き寿司パーティーをしました。
トラオさんも女子たちに囲まれて
とっても楽しそうにおしゃべりしていました♪

トゥールーズは、ガロンヌ川から取れるピンク色の粘土で作った、
独特な赤レンガの家が並ぶ旧市街
バラ色の街(la ville rose)とも呼ばれています
当たり前ですが
イギリスとは全然違う街並みです。
これは中心地のショッピングストリート
キャピトル広場から

キャピトルCapitole:18世紀の建物
トゥールーズの市庁舎
キャピトル劇場(オペラ座) 
赤煉瓦の建物です。


南フランスですから、
ラテンの雰囲気が漂っています
美しい赤レンガの建物
秋の気配はあるものの
この日は半袖
夏の終わりの雰囲気でした
窓が水色なのがわかりますか?
これは「パステル」と呼ばれるブルーです
ドアも。
この街のドアはすごく面白かったです。
真ん中にドアノブがついているんですよね
素敵な色ですよね
パステルは古くエジプト時代から青の染料として使われてきました。気候や土質の点から、12世紀頃までにトゥールーズで生産されるようになりました。17世紀ごろには東洋からインディゴが入ってきてそちらが主流になりますが、とても綺麗なミルキーなブルーです。

わたしは染色をするので「青」の染料が
とても貴重なものだということはわかります。
天然の染料だと青は本当にごくごく限られています。

今回パステル美術館にぜひぜひ行きたい!と
思ったのですが、電車を間違える事件があり
時間の都合で叶いませんでした。

このパステル、染料だけでなく、
美容にもとても良い!ということで
化粧品もあります。
これものすごく良さそうなんですよね。
わたしはリップバームだけ購入しましたが、
とても良いです。
パッケージもとってもおしゃれ。

さて、パステルよりも有名なのが
この街のすみれです。

すみれ専門店
すみれ好きのわたしにはたまらない
サシェをトラオママのお土産に。

お買い物はこれにて終了

ガロンヌ川まで歩いてきました。
ゆったりとした流れの川です
水上スキーをやっている人が。
橋もレンガでできています
あれ?なんか赤い人がいる!!
あら、物思いに耽っているのでしょうか。
この日の午後はカフェでのんびり読書
この時間がないとダメな私たち
りすちゃんと一緒にお夕食を食べて
夜の街を歩いていると
お月さまが🌕
3人でしたお月見です。

🥖

後半に続く。

閑話休題と言いますか、
空港についた時のことです。

トラオさんはタクシーの最新式の車内に
夢中になっておりました。
一方、わたしは、窓の外を眺めながら

りすちゃんのことを考えていました。

1年ほど前に、
この空港にロンドンから単身やってきた
りすちゃん

右も左も、フランス語もわからない状態で
大きなスーツケースを抱えて到着して、
心細かっただろうな
1人で新しく住むフラットまで
iphone片手に行ったんだな

と胸がいっぱいになっておりました。
我が子ながら、すごいなあと。

そんなの当たり前のことだし
若者たちはそうして暮らしているのですから
あらためて褒め称えることでもないとは
思うのだけど、

なんでしょう、母として
胸が締め付けられる思いがしました。

本当、無事に暮らしてくれてるだけで
ありがたいなあって。

いただいたサポートは毎年娘の誕生日前後に行っている、こどもたちのための非営利機関へのドネーションの一部とさせていただく予定です。私の気持ちとあなたのやさしさをミックスしていっしょにドネーションいたします。