電車内はワールドカップ【後編①】

前回に続き今日も電車内の反則について言及したい。
(タイトル画像は「213buku」様の
いただきました!素敵な画像をありがとうございます!)

毎日の反則活動、お疲れ様です!

「電車内レフェリー」兼「サラリーマンオヤジギタリスト」のLesVIEWの"しのびん"です!

人は何故それほどまでに反則を犯すのか。
1つには「それが反則だと思っていない」
と言うことが挙げられるのではないだろうか。

「反則」というからには元々「反則ではない」状態が前提としてある。
その「反則ではない」状態が法律なのか、社会常識なのか、それとも個人の価値観なのかで罰則が決まって来る。

当然法律であれば法的に罰せられる。社会常識であれば周囲から冷たい目で見られ、時にはSNS等で拡散され、社会的制裁を受ける。個人である時が一番厄介だ。喧嘩になる。

今回はそんな話をサッカーで例える。
(前回はラグビーでしたね!)

電車内でのサッカーの反則と言えば「シミュレーション」がまず挙げられるのではないだろうか。

???? 「オフサイド」とか「プッシング」「オブストラクション」じゃないの???ってか!!!

そうだね~。一般的にはその辺が主流ですよね。

しかし!電車内で最も悪質なのは「シミュレーション」である!!

第12 条 ファウルと不正行為
 反スポーツ的行為に対する警告
負傷を装って、またファウルをされたふりをして(シミュレーション)、主審を騙そうとする。

これな・・・・悪質やね。
反スポーツ的行為です。

しかし、電車内での「シミュレーション」はちょっと意味合いが違う。
反道徳的行為だ。

シミュレーションが行われるのは電車内の座席での場合が多い。

こんな形で行われる。

僕は今、退社し帰宅途中の車内だ。疲れもあり是非座りたい。
しかし当然ながら満席だ。

僕はあるサラリーマンが座っている座席の前に立った。
彼は漫画雑誌に夢中だが、走行中時折振り返って窓の外を見る。

??このサラリーマンは近々降りるね??
そう思っても無理はないだろう。
自分の降りる駅を確認しているのだから。

僕は期待して彼が動き出すのを待つ。

1つ駅を通過した。うん、ここではなかったか。
では次か?やはり彼は窓の外を確認する。

そしてついに動きが有った!
読んでいた雑誌を閉じた!ついに来たか!

彼は雑誌を鞄にしまった。

確定だ。しまったら確定だよ。

確信に変わる瞬間だ!彼は降りる!

が・・・・。

次の瞬間、彼はポケットからスマホを取り出した!!
そして電車は駅に入った。彼は・・・
立ち上がらない。

ピピーッ!!

ここで僕は頭の中で激しくホイッスルを鳴らす!
そして胸ポケットからおもむろにイエローカードを出し、
高々と彼の前に差し出し警告を与える!
二度とすんなや!
(全て心の中で)

そりゃそうでしょ!
あなた!僕が前に立って座りたがってるのは分かってましたよね?なんとなく分かってましたよね??

そんな薄毛サラリーマンを前に悠々座ってさ~。
降りるよ~降りるよ~ってな感じを演出してさ~。

漫画までしまって、期待を確信に変えさせといて降りない訳だからさ!

まさにシミュレーション・・・・

第12 条 ファウルと不正行為
 反道徳的行為に対する警告
降車を装って、また降りる駅が気になっているふりをして(シミュレーション)、立っている乗客を騙そうとする。

電車内でこれほど残酷な反則はないだろう。
1日も早いシミュレーションの撲滅を強く社会に訴えたい。

次回は更に酷いシミュレーションについて考えてみよう。

では号令を。

起立! 気をつけ! 礼!!
着陸!!

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