美容成分をたっぷり含んだ「アロエ」

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アロエ
学名:Aloe arborescens(キダチアロエ)
   Aioe barbadensis(アロエベラ)
和名:キダチアロエ・アロエベラ
科名:ユリ科/多年草
原産地:南アフリカ・マダガスカルなど
使用部位:葉(葉肉)

アロエにまつわる話
主にハーブとして使用されるのはキダチアロエとアロエベラの2種類である。アロエは昔から「医者いらず」と呼ばれ、薬用として重宝されてきました。キダチアロエの葉肉の汁は軽いやけどや虫さされに効くとされ、アロエベラは薬として使用されてきたほかに、葉肉は肉厚で苦みも少ないため食用にも用いられました。アロエベラは美肌効果、保湿効果、抗炎症作用があることから、現在も様々な化粧品に配合されている。かの有名なクレオパトラはアロエベラの汁を体中に塗り、美貌を保ち続けたといいます。

アロエの使用方法
「ハーブティー」
アロエはアラビア語で「苦い」を意味する「アロッホ」が名前の語源と言われるほど苦く飲みにくいので他のお茶やハーブとブレンドして飲むことがおススメです。
■作り方
  薄切りして乾燥させたアロエの葉を小さじ1杯ポットに入れ、熱湯を注ぎ、蓋をして5~10分蒸らす。 
■その他アレンジ
  お湯にアロエベラの果汁+レモン汁+シナモン+リンゴ酢+はちみつをいれると苦みが抑えられ、飲みやすくあたたまるホットドリンクに。

効能:便秘改善、整腸、美肌、抗炎症

※アロエは便秘改善や整腸作用に優れていますが、摂取しすぎるとお腹が緩くなってしまいます。そのため過度な摂取、妊娠、授乳、生理中の方、痔疾、腎臓障害の方は服用を避けてください。

「料理」
食用にするのは透明な葉肉の部分です。葉の皮を剥いて熱湯にさっとくぐらせ、食べやすい大きさにカットします。切った葉肉はサラダにくわえたり、ヨーグルトとあえてもおいしいです。
そのままでは苦みを感じますので、ヨーグルトに砂糖やはちみつを加えるか、砂糖とレモン汁でシロップ煮したアロエとまぜるとさらにおいしくなります。 

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「美容に」
■入浴
 細かく刻んだアロエの生葉か乾燥させた葉を木綿などの袋に入れ、お湯の張ったバスタブに入れます。血行が促進され、身体が温まるため、湯ざめの防止になります。また抗炎症作用もあるため、肌トラブルを優しく緩和させます。
■肌トラブルの治療
 生葉を絞った液、もしくは細かく刻んだ葉を患部に湿布すると軽いやけどや日焼け、虫さされなどを抑えてくれるといわれています。

効能:アトピー、乾燥肌、肌荒れ、やけど、消化不良

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