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【市役所の仕事】人材育成編:学び続ける人を育てる

真面目な公務員とは

国や県の言うとおりに、
去年と同じように仕事をすることが「真面目」であり、
「できる人」として評価されている(た?)ような公務員。

そもそも、公務員は、公務員になりたいと思った時点での動機の本音のほとんどが「安定」だったりします。

誤解を恐れずに言うと、スタートラインから「怠けたい」気持ちのあるタイプが多いような気がします。

採用されたら定年までクビにはならない。
指示されたことはするけど、課題は発見しない。
最低限のことはするけど、工夫も改善もしない。
朝8時半にきて5時まで職場にいることが仕事だ。

いやいや、そ、そのマインドはちがうんじゃないか。


アリかキリギリスか

働き者のアリ。遊び人のキリギリス。

ほとんどの公務員は自分のことを「アリ」だと思っています。
そして、楽しそうにしている私のことを「キリギリス」だと思ってるかもしれません。

次の手を打つために、課題を見つけて解決を探して将来のためにチャレンジし続ける人が、「アリ」だと思います。
むしろ、誰かに言われたことを、怒られない程度に、前例と同じように片付けているだけの人、朝の8時半にきて夕方の5時までは椅子に座っていることが仕事だと思っている方が、将来を考えない「キリギリス」じゃないかと思っています。

例えば、一生懸命電卓でタテとヨコの合計を検算しているエライ人には、本当に笑えます。「アリ」だと思ってるんだろうな・・・苦笑


チャレンジする人を育てる職場をつくりたい

私だって工夫していい。
やり方を変えていい。
課題を見つけてもいい。
解決にチャレンジしてもいい。

そう思う人が増えて欲しい。
自由に発言し、チャレンジできる職場をつくりたい。

私が超忙しい!ので、今までのような、講師役をお呼びする自主勉強会は準備できず、ちょっと新しいカタチにチャレンジです。

今回は生駒市長の唱えている「自治体3.0」がテーマ。だれも来なくても、ま、オッケー。


忙しさをちょっとだけぼやくと・・・

いやいや、ほんと、今までにない忙しさで、目が回ります。

一緒に働く、作業をする人の工夫する余地を最大限に引き出したいと思うから、フレームと方向、ゴールの目安、スケジュールを伝えます。細かな仕様は言いません。とにかく一緒に考えます。「うーーーーん。」と一緒に考え込みます。

そうするとだいたい、「○○のやり方だったら○○までできるかなと思います。」と提案があります。

「うん!それがいい。じゃあ、○○くらまでやってみて。できたら見せて。みんなにも確認してもらいたいし、そこから考えよう。」

という仕事の進め方をします。時間も会話もたっぷり必要です。
大切なことは、今からやる仕事を、自分が考えて、発言することなのです。

「ありがとう!」「助かった!」「ほんまや、それがいい!」は、わかりやすく返事しようと努めています。

上司も私たちがどうやって仕事を進めているか、進捗が気になります。こまめに報告して相談することを心がけています。

ほぼ笑いながら。そして時に真顔に。

企画の仕事は、新しい企み。
独りよがりにならないように、調整しながら合意しながら、進めなければ、よい仕事に結びつかないと思います。


誰かのためだから、できる不思議。

子どもを育てながら、家事をしながら仕事をしています。

仕事のことばかりを四六時中考えてしまう私にとって、家事をしなければならない、子どもの相手をしなければならない時間が強制的にあることは、心のバランスのためにも本当に良かったです。

職場でも、人を育てるという目的があるから頑張り続けられるような気がします。

↓心が風邪をひきそうなとき


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