魚座満月・月食チャートから読み取るラッキーアクション。

魚座満月においては、満月・太陽・バーテックスに至るまで
「25度」という、大変恵まれた度数でした。

サビアンシンボルでいうと、26度になりますが
25度でそのサインの資質が完成し
26度でその豊かさを味わう、という度数です。

（参考:松村潔「ディグリー占星術」）

これをひとりの人間にたとえますと、
豊かさで満ち満ちた状態、輝いている人間像が浮かびます。

写真はパリ・オリンピック2024マラソン

魚座満月でおこる事は、
自分自身の「豊かさ」を思い出すこと、だと言えます。
満月がそのような度数で、
アスペクト「カイト」が太陽に向かっています（太陽＝人生目的）。

チャートからは「ここへ向かいたい」
という理想のポイントが読めるのですが
今回の魚座満月の、そのポイントは射手座26度です。

努力によって上昇する、という度数です。

この場合の努力とは、スパルタ的な努力ではなく、
まず、自分自身の本当の資質や、持っているものに目を向けて
本質と行動を一致させる、

そこへ向かって自身を変容させることです。

本質と行動を一致させる、言葉と本心を一致させることは
現実を創造させる為に、とても大事です。

自分自身に嘘のない人生を創ることで、人との関係もよくなります。

月食図では冥王星がアスペクト「カイト」の頂点です。

「宿命」へ向かって、自分自身を変容させてゆく。
それが読み取れます。

深い場所から、自分自身が「この世に持ってきたもの」を
ここで汲みだしてみる。

そこへ向かっての変容は、
自分自身の「才能」
労働環境、人生のゴール、そして潜在意識など、全てを変更させます。

課題がひとつあって、それは土星です。

水星と向き合っている土星は、
自分自身がこの世にやってきた目的を思い出すように、
となかば強制されています。

この魚座満月・月食でのラッキーアクションは

あなた自身に向き合う時間を取っていただき、
上に書いた「この世にやってきた目的」

幼いころから培ってきたこと、を振り返っていただき、
本質とずれていたな、と感じられる部分があれば
ここで元にもどしてあげてください。

金星とキロンが向き合っています。
自分自身への「愛」を持って
「これまでよくやってきた、ここからは自分の本質で生きていい」と
過ごしてあげてください。

多くの天体が魚座とかに座にあり
水気の多いときですので、お体を冷やさないように
肉体を労わってあげてください。

心が疲れているときには、肉体面からの
アプローチを優先させると、肉体の癒しに合わせて
心も落ち着きます。

昨日の記事にも書きましたが、あなたの中には全てが備わっているのです。
それを思い出し、これから羽ばたかせていきます。