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この先に自分の幸せはない

先日の記事の最後に

「嘘の欲求」ということを書きました。

↓こちらもチェックしてみてくださいね


今日は、
実際にご相談いただいた
わたしのクライアントさんのお話です。

容姿端麗のステキな女性の悩み

30歳になったばかりのとてもキレイな女性でした。
スタイルもよく、
なんでも一生懸命な方でした。

羨ましいくらいの有名企業で、
バリバリ仕事をしている方です。

素敵な男性と、幸せな結婚がしたい。

あー、なるほど。
忙しすぎて、出会いのチャンスがなかった
という悩みかな。

でも、ちょっと違う。。

男性とは知り合えるんです。

人から紹介があれば、
大抵は次のデートに誘われるし、
数回のデートのあとに、交際に発展する

それなのに、何故!?


でも、何故か、男性と話していると
負けず嫌いの感覚が勝って、

いつのまにか口論になり、
「どっちが正しいか対決になる」

結果、
「別れよう」となる。

お付き合いしても、3ヶ月続けばいいほう。
というのが、もう10年続くんだそう。。

何故、負けず嫌いに!?

何故、そうなってしまう?
何故、言い争ってしまう?

誰とでもそうなの?

女性と一緒にいるとき、
友達といるとき、
きょうだいといるとき、
親といるとき、、、

一つ一つ、確認していくと、
その言い争いは、男性とだけ。

学生時代から、そう。
会社に入ってからも、そう。

女性の先頭に立って、
男性と戦う自分で走ってきてしまった。

当時も今も、それはそれで、自分の良さだと思う。

でも、何故!?

なぜ戦わなきゃいけない??

人の潜在意識の一部である
パラダイムは、
幼少期に芽生え、12歳くらいまでに完成し、
その後は強化活動をすると言います。

パラダイムとは、
その人特有のモノの見方のこと。

同じものを見ても、
見る人によって見え方が違う。

なぜ、パラダイムができるかというと、

幼少期の自分が考え出した
賢く生きていくための知恵。

として作られます。

自分を守るために作り上げたものなので、

決して悪いものばかりではない。

わたしのクライアントさんは、
お父さんのおかげでいつも涙を流し続ける
お母さんを見て、

幼な心に、
男は、攻撃の対象。
男には負けちゃいけない。戦う相手。

として、刷り込まれてしまったようでした。

ただ、パラダイムは、
幼少期の自分にとっての生き抜く知恵なので、
大人になってからの我々には
あまり必要とは言えないものが多い。

このパラダイムによって、
幸せな時間を過ごせない人が多いのも確か。

嘘の欲求

結婚して女性として幸せな家庭生活を送りたい
のも私

男に負けたくない
のも私

どちらが本当の欲求で、
どちらが偽物の欲求なのか。

そこに、正解・不正解はない。

でも、この女性にとっては、
お母さんがいつも言っていた言葉が大きい
ようでした。

お金持ちになった方がいいとも言わない
ちゃんとしたお仕事をした方がいいとも言わない

でも、せっかく女として生まれてきたんだから
子どもだけは産んでほしい

何があっても、あなたがいてくれたから、
お母さんは頑張ってやってこれた。

と。

結婚するのが女性にとっての幸せ
という価値観も、お母さんから受けた影響でした。

これが、本当の欲求だ!と。

男には負けてはいけない。

男には負けてはいけない。

このパラダイムを何とかしない限り、
その先には、私の幸せはない!

と、強く心に刻み込んだクライアントさん。

しかし、
このパラダイム、
なかなか解き放つことはできませんでした。

が、
潜在意識と上手に付き合うための
トレーニングを積み、

素敵な男性と結婚することができました。

現在は、
あたたかな家庭生活を送っていらっしゃいます。

本当の欲求と、
嘘の欲求、、、

普段の生活の中でも、
何でこんなことしちゃったんだろう。
何であんなこと言っちゃったんだろう。

と、思った背景には、
もしかすると、
パラダイムが潜んでいるかもしれませんね。。

ちょっと、振り返ってみてください。

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