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【曲紹介】GIFT/Mr.Children(インターン4日目で書いた記事)

皆さんは、年末に観るテレビは紅白派ですか?それともガキ使派ですか?私は音楽が好きなので紅白派です。

今回紹介する「Mr.Childrenのおすすめ曲」は「GIFT」という曲です。この曲は、ミスチルが紅白に出場したときに歌った曲です。出場したのは2008年と私が小学生のときなのであまり記憶はありません。しかも、それ以降1回も紅白に出ていないのです。ミスチルが売れていないから出場できないのではなく、本人達が「音楽で勝敗を決める番組に出たくない」と出場を断っていたのです。実際、1994年のレコード大賞に「innocent world」が選出されましたが、授賞式には欠席しています。その話を聞いたときは、信念が歪まずまっすぐでとてもかっこいいなと思いつつ、ファンとしては、紅白に出て欲しい気持ちもあります。でも嫌々出場している姿を見るよりかはライブで楽しそうに歌う姿をずっと応援したいですね。

また「GIFT」の歌詞に紅白への皮肉が込められていると思います。1番のサビの

「白か黒で答えろ」という難題を突きつけられ

の部分はまさに、“紅組か白組か選ぶなんて無理難題だ、音楽で勝ち負けを決めるものじゃない”と訴えているように聞こえました。
でも、ミスチルはそこで終わりではありません。その後の歌詞には

白と黒のその間に 無限の色が広がっている
君に似合う色探して
やさしい名前をつけたなら
ほら一番きれいな色 今君に贈るよ

紅か白かだけでなく、紅白に出ていない曲は無限にあって、その中から自分が好きな曲を選べばいい、それが自分への一番の贈り物なんだ と教えてくれた気がしました。

さらに歌詞に注目すると、この曲をもっと好きになると思います。
3つあるAメロで毎回GIFTという言葉で韻を踏んでいるのです。
1番は、「それを渡すときふと
2番は「自分の胸に聞くと
最後は「君がくれたGIFTを
これを聴いたときふと、さぶいぼが立ちました。

また、「GIFT」のジャケ写も凝ってあります。
このCDには「横断歩道を渡る人たち」「風と星とメビウスの輪」が収録されています。その3曲すべての要素がジャケ写に詰まっています。
下の写真を見てください。

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「横断歩道を渡る人たち」を「GIFT」ボックスにして、それに「メビウスの輪」のリボンがかかっています。ジャケ写でも楽しませてくれるなんて、さすがミスチルです。
カップリングの2曲もとてもいい曲なのでぜひ聴いてみてください。

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