アミュレット【詩】
歌は吹かれて湿度と化した
肥料は砕けたレリーフだった
蔦の這う古びた家屋で
分度器と糸車を磨く坑夫と
共に思い巡らす誰かの祖先のこと
誰の子孫でもない二人なら
いっそ未開の海を渡ろう
対を成さない二つの言葉を
リースみたいに縒って腕輪に
風化してもまた
風化してもなお
優しかった空の淡い飛跡を
斜めがけの紐帯にして
*
*
ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います!
歌は吹かれて湿度と化した
肥料は砕けたレリーフだった
蔦の這う古びた家屋で
分度器と糸車を磨く坑夫と
共に思い巡らす誰かの祖先のこと
誰の子孫でもない二人なら
いっそ未開の海を渡ろう
対を成さない二つの言葉を
リースみたいに縒って腕輪に
風化してもまた
風化してもなお
優しかった空の淡い飛跡を
斜めがけの紐帯にして
*
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ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います!