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【6話】 麻里子の肉襞:『美少年マゾ地獄〜女体化処刑クリニック』

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「今日は海が綺麗だね」
 白いビキニ姿の澪は、ジャグジーの中で立ち上がると、バスタブの縁に両手を置き、身を乗り出すようにして、目の前に広がる夏の日差しに煌く相模湾の絶景に見惚れていた。
 裕実の家のバスルームは、全開にできる半円形に張り出した窓の内側に円形の大きなバスタブがあり、プールから直接ジャグジーに入れるようになっていて、洗い場は六畳ほどの広さがあった。
 裕実は澪のためにジャグジーを用意したのだが、半ば強引に誘われて一緒に入っていた。水着を着ているとはいえ、女の子と風呂に入ることになるとは思いもせず緊張して落ち着かない上に、正面でまるで機嫌のいい犬が尻尾を振るように揺れている澪のハート型の尻にも、目のやり場に困らされていた。
 夏休み前、一年の頃から憧れていた澪から突然の告白を受けた裕実は、自分に起きた奇跡が信じられないまま、その日から澪と恋人同士になった。
 澪は看護高等学校へ推薦で行く予定で、一般受験の裕実は、塾の合宿などもあってあまり遊んでいる余裕はなかったのだが、澪は高校が別々になるし、中学生最後の夏休みの思い出を作るために海へ行こうと提案し、それには裕実も賛成だった。
 ただ、澪の水着姿を男達に見せたくなかったし、他のクラスメイトに見つかれば二学期には学校中に噂が広がってしまい、澪に迷惑がかかることを恐れたのだ。
 海を見渡す高台にある裕実の家は、元はプールのある古い教会が建っていた場所で、その教会に通う子供達にプールが解放されていたのだと、そこでシスターをやっていた祖母から聞いたことがあった。
 その後、教会は隣町の古い修道院の跡地に建てられ、祖母は介護施設に入るまでは、時々関係者が迎えに来て、教会に出かけていたのは裕実も知っていた。父と実母も毎週金曜日の夜に教会に通っていたし、離婚してからは父と義母が金曜の夜に教会へ行くようになっていたが、裕実自身は一度も教会に行ったことはなかった。
 現在の三十畳ほどの広さがあるプールは、当時のものを改修したもので、教会を取り壊して裕実の家を建てた後も、しばらくは教会の子供達に解放されていたのだった。
 裕実も幼少の頃に、子供達と共にこのプールで遊んだ記憶があった。教会の子供達が来なくなってからも、父が再婚して出て行くまでは毎年夏が近づく頃に父と二人でプールを掃除して、夏休みは毎日のように一人で遊び、休日には父と、時には母が加わって水遊びを楽しんでいた。
「小さいけど、うちのプールにしない?」
 裕実の提案に澪は思いの外喜び、弁当を作って行くと言ったので、塾の合宿に行く二日前の夏休み初日に約束した裕実は、麻里子が帰ってから一人でプールを掃除した。麻里子のことが苦手だというのもあったし、麻里子がいると手伝ってくれるのかもしれないが、余計な仕事を増やすのも悪いと思ったのだ。
 しかし、掃除が終わったものの、そのプールには循環濾過装置が付いていて、単に水を貯めるだけでは済まなかった。すると翌日、麻里子が庭の隅の小屋に行って、装置を動かしてくれ、なんとか約束の前日に間に合わせることができたのだが、なぜ、麻里子が小屋の鍵のありかや装置の操作を知っているのか疑問だった。
 裕実はずっと同じ姿勢で海を見ている澪を後ろから見ていた。澪は学校にいる時と同じように、ストレートロングの黒髪を白いレースのリボンで結んでポニーテールにしていて、それは澪が学校でいつも使っているリボンだった。
 澪は、裕実に尻を突き出す格好になっていて、光沢のある白いビキニがぴっちりと貼りついた尻から太ももへの曲線美に思わず見惚れながらも、やはり澪の体を性的に見ることはできなかった。他の男子なら、水着の下にくっきりと浮き彫りになっている秘部の割れ目を見ては発情するに違いない。裕実は、そんな無防備な澪の左の内ももの付け根近くに黒子が二つ並んでいることに気づいた。
「そうだ、写真撮ろうよ」
 澪はジャグジーを出て、デッキチェアに置いてあった防水ケースに入れたスマートフォンを取ってくると、裕実の隣に座って裕実に体を寄せてきたので、肩と肩が触れた。
 澪と肩が触れ合ったのは、これで二回目だった。六月のある日の下校時間、玄関で傘をさすと、走り寄って来た澪が「傘を忘れちゃったの」と傘に入ってきて、澪の方から肩を寄せてきたのだが、それは裕実にとっては、運動会のフォークダンスで手を繋いだことを除けば、初めて女の子の体が触れた経験で、その柔らかさに驚いた。
 今回は水着を着ているとはいえ、風呂で肩を寄せ合っているというのに、澪はそれを写真に撮ろうとしているのだ。
 澪が隣に座ると、澪の大きな胸の谷間が視野の端に入ってしまい、ふと見ると、左胸の谷間にも小さな黒子があることに気づいた。 
 澪のオフショルダーのビキニは、胸の前でリボンを結ぶようになっていて、たわわな乳房の圧力で今にも解けてしまいそうなほど前に張り出している。
「藤崎君もスマホ持って」
「うん・・・」
 澪が裕実の方に頭を傾けると、少し体重がかかり、さらに肩が密着する。相合傘の時の制服越しと違い、直に触れ合う肌から澪の体温を感じ、それは裕実に澪の実在感をより意識させる。
「撮るよー」
「うん」
 シャッター音の後、健康的な真っ白な歯を見せる澪と、少し困った顔の裕実がジャグジーの中で肩を寄せ合う姿がディスプレイに映し出された。
「もう藤崎君、顔が堅いよぉ」
「ごめん、緊張しちゃって」
「そっかぁ。私も緊張してるの。ほんとは」
「そうなんだ・・・」
「うん・・・」
 澪は不意に体を裕実に向けて顔を近づけ、裕実の首に両腕を回すと、うっとりと目を見つめて言った。
「ねぇ裕実君、キス・・・しよっか」

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【6話】 麻里子の肉襞:『美少年マゾ地獄〜女体化処刑クリニック』

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麻園 荊というペンネームで、女装美少年が手術室でナース達に女体化調教されるフェティッシュでハードなSM小説『L'enfer♡Blancシリーズ』を連載中です。エロだけではなく、伏線が張られ、多くの謎が盛り込まれた作品です。
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