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行動経済学とは?_行動経済学の勉強始めます_つむGノミクス_vol.0

「人間は非合理的な生き物である。」


これを前提にしている学問が行動経済学です。


(以下、付録です。)

論理的思考を徹底的に叩き込まれ、(その反動かわからないけれど)最近は感覚的思考を意識したりしていた自分にとって、その狭間にある行動経済学は惹かれるものがありました。

なので、自分のキャリアに直接的/即時的にプラスにならなくても、学ぶには十分な魅力(次のnoteで魅力を考察します)が行動経済学に感じられたので、とりあえず2020年いっぱいはこのトピックを深化させることにしました。

最近、尊敬する知人にコーチングを受けてアウトプットの大切さを改めて痛感したので、行動経済学に関して学んだことを『つむGノミクス』として投稿していきます。


そんな『つむGノミクス』の初回は「行動経済学とはなんなのか」から入っていこうと思います。


行動経済学 = 経済学 × 心理学

行動経済学は、よく上記の式のように説明されます。古くからある学問である経済学と心理学が掛け合わされた、比較的新しい学問です。

そもそも経済学とは、「人間は、各々の利益(効用)を最大化する選択を合理的に行う」という前提のもとで、人間がとる行動を数学的にモデル化する学問と言えます。(※ちなみに経済学はほぼ勉強したことないので、間違いだらけだと思いますが。笑)


人間は非合理的な生き物

ただ、人間は非合理的な選択をしているように見えることがたびたびあります。たとえば、コンビニでは50円のクーポンに躍起になるのに、ブランド品の50円の差は全く気にしなかったり。

それは、その行動の裏側には様々な人間の心理的効果が働いているために起こっていて、それを解明しようというのが、行動経済学の始まりのようです。(※ここも自分が理解しやすいように歴史を書き換えています。笑)


行動経済学がフォーカスしている範囲の説明として、松本健太郎さんの説明がわかりやすかったので、共有します。(自分のnoteは置いておいて、こっち見たほうが良いです…笑)

これを参考にした自分の解釈が下の図になります。

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人間は、自ら非合理的な選択をすることはありません。

自分としては合理的な選択をしているのに、側から見たら非合理な選択をしてしまっている、そんな不可解とも言える行動の裏側を解明しようとしているのが行動経済学なのです。面白くないですか?


人間は相対比較しかできない

また、「人間は相対比較しかできない」ということも、行動経済学の功績である様々な心理的効果を理解する助けとなる前提知識です。

人間は、あるものの価値を評価する時、自分の記憶の何かと比べるか、提示されている選択肢のなかで比べるか、しかできないのです。


ちなみに

行動経済学界の必読書of必読書に『予想どおりに不合理』という本があります。(自分はまだ読んでいませんが、ちゃんと買っています!笑)

そこで、このnoteでも度々使用している単語「非合理」と、この「不合理」がどう違うんだ?と疑問に思って調べたところ、まあ同じ意味でいいだろうという結論に至りました。

厳密には、「不合理」⊂「非合理」という関係性らしいのですが、自分は広く使える「非合理」を使っていこうと思います。


vol.1では、学習意欲に関わってくる「ダニング=クルーガー効果」と、そこから考察できる行動経済学の魅力について書いてます!ぜひ!!


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