ひとだんらく

帰り道、てきとーに歩いてみたらかなりの下り坂。突き当たるは川。さわさわさわ。

楽しかったなぁ。みんなでずっと我慢していた中、今日だけは良いでしょうと。

酔えば人に寄りかかりたくもなる。みんななんだかんだ、そういうお相手がいて、平和に過ごしている。その関わりを勘違いして、ごたごたしようったって、誰かが居る、ということほどの強みはない。

カメラを持っていってみたけど、案の定、あんまり使う機会は無かった。
暗くなってからみんな気分が良くなってきて、帰りに集合写真を撮ろうとなって、やっと活躍。みんなでウンヌンカンヌンしていたら、通りがかりの外国の方が、撮りましょうか？と言ってくれてありがたかった。そういう、すぐ声をかけられる勇気って、全員が持ち合わせているものではないよなぁ。

ばちゃばちゃっ、と音がして、何かと思ったら、カモらしき鳥が3羽。川から上がって、バタバタと飛んでいった。少しして、クワッと鳴き声。サギ？なのか分からない、白い大きめの鳥が、前にもこの川で見た鳥が、バタバタバタッと飛び去っていった。鳥が居る川なのだねぇ。

みんなで公園に居た時は、やけにカエルがたくさん居て、みんなで追いかけて触ったり写真撮ったりしていた。カエルにとっては怖かっただろうに、ヒトにとっては、最近なかなか体験し得ない楽しいひととき。

さわさわさわ。川の水量は少なく見えて、水中の草は薙ぎ倒されている形になっている。水の音は心地良いな。少し臭い、なんの匂いかわからない、川らしい匂い。

今週とあと一日、もうあと一日で終わるなんて信じられなくて、それでも半年やってきたことの成果はゼロではないのでホッとしている。能力が少しレベルアップしたことも重要だけど、それに負けず劣らず、人と出会える機会を得るって、きっと大事なんだろう。みんな、楽しく生きてくれ。ぜったいまた会おうね。