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カメラ強化ウィーク

唐突に始まった、カメラ強化ウィークが終わりました。

話は長くなりますが、せっかくなのでこの一週間の体験を言語化しておこうと思います。関わってくださった皆様に感謝を込めて。

実は、個人的にとても興味を持っていた自費出版をされている方から、「人物を撮影する」という依頼を受けまして。その雑誌に関わらせていただけることも、写真の依頼をしていただけたことも、とっても嬉しかったのです!

しかし、私は普段から写真を撮ることはありますが、あまり人物を撮るのは得意ではありませんでした。

そこで、いつも仲良くしてくださっている鳥野みるめさんに、人物撮影について、少し学ばさせていただけないか、アシスタントでも見学でも、みるめさんが人物を撮影する様子を見させていただけないか、と相談させていただいていました。

予定を合わせて、みるめさんがモデルさんを募集してくださったところ、一気に6名の方にお集まりいただきました。

私の練習撮影だとお伝えくださり、みるめさんがたくさんのことを調整いただく中、6名の方をどのように撮影させていただくか、必死に頭を働かせて考えました。

そんな素人の私に、みるめさんは、事前の打ち合わせから、当日に実際に撮影している最中も、終了後に本番の依頼撮影に関してわからないことがあった時にも、優しく、たくさんのことを教えていただきました。

自分ではまだ買うことのできていない望遠レンズやマクロレンズ、私の好みの発色を持つカメラを使わせていただいたり、アトリエの物品や照明器具を使わせていただいたりと至れり尽くせりの環境。
私が考えた撮影パターンの中で、小道具を用意してくださったり、より良い撮影方法はもちろん、人物撮影や写真を仕事にする際に必要なカメラの知識、編集の方法まで、たった二日間という短い時間の中で、体験できる全てのことをお教えくださいました。

写真を撮る人って、本当に些細な色の違いに気付いたり、画面の配色やバランスを整えるのが上手なのだな。光を捉えるのが上手なのはもちろん、本当に些細な光の変化を見ながら普段から撮影しているから、色の変化にも敏感なのだな。そういう感性が優れているから、写真を仕事にできるのだな。などと、良く言われることではありますが、そういう能力がどれだけ違うかを実感しました。

みるめさんの仰るように、見学だけではわからない、「自分で撮影したい写真を創り出す」ために必要なこともたくさん知ることができました。

モデルとしてお集まりいただいた皆様にも、たくさんのことをお教えいただいたみるめさんにも、本当に感謝しかありません。

鎌倉での撮影練習合宿の翌日にも、撮影練習に付き合ってくださる友人と一緒に散歩しながら撮影をさせていただきました。合宿で得られた知識を活かしつつ撮影したところ、以前の私には撮れなかったような写真をたくさん撮影することができ、少なからず成長を実感しました。すごく、嬉しかった!

そして迎えた本番撮影。また場面が違う状況でしたが、人物を撮影した経験がゼロではない、という事実のおかげで、落ち着いて準備することができました。一緒にいらした方にコメントをいただきつつ、学んだことを活かして精一杯取り組ませていただきました。憧れの雑誌の編集者・デザイナー・イラストレーターの方がやり取りする様子も見させていただき、本づくりに興味のある私にとっては貴重な経験になりました。

どんな写真が撮影できたか、早くお見せしたいところなのですが、なんせ撮影させていただいた人数が多く、選別や編集に時間がかかりそうです。公開できるものがあれば、きっと掲載いたします!

そんなわけで、なかなか壮絶なカメラ強化ウィークでした。

実は、先日、毎日通っていた学校が終わり、明日からはまた全然違う生活がはじまります。

生活が切り替わる合間のたった一週間が、こんなに充実したものになるとは思っていなかったのでびっくりしています。しかも、ずっとやりたかったこと、自分の好きなことに関して、大きな成長を実感できたことが嬉しすぎる。

たくさんのモデルさんや、デザイナーさん、イラストレーターさんにはじめてお会いできたことも嬉しいですが、以前よりお世話になっている方々にたくさんのことを学ばせていただけたことが、本当にありがたくて、お礼の言いようがありません。

最近別件でも、私が苦手な本の掛け率とかを、友人が教えてくださって、めちゃめちゃ感謝しています。

みんな、優しいなあ〜〜〜〜!!!

明日からはじまる全然違う生活で、またどうなるかわからないのですが、少し落ち着いたら、いろいろとやっていきたいことがあるので、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。
楽しみすぎてニヤニヤするほどなのに、なかなか手つけられなくて悔しいやつがたーーーーくさんあります。どうにかしたいね!

では、明日も良い一日を!



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