もしもしちゃん

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もやもや

得体の知れないモヤモヤが今心の中にいるので言語化してみることにした。 このモヤモヤができたのは、ある人のブログを読んでからだ。その人と面識はないが、友達の友達といったところだろうか。私は知っているが、向こうは知っているかわからないくらいの関係である。 その人のブログを読んではっとしたのかもしれない。 私は賢くなりたい。 幸せに暮らすことができたらそれでいい。 この二点が頭から離れない。 その原因は、おそらく最近自分がしている就職活動のせいかもしれない。 私は賢く

    • 多様性についての考え

      私には作りたい社会がある。 「誰もが主人公になり、正直に主張ができる社会」 このような社会を作りたいと思った経緯を振り返ってみる。 今まで、周りとの協調性を強く意識してきた自分は、自分の意見をもって、行動することが少なかった。常に相手がどう思うであろうと考え、自分の言いたいことより相手に同情することを選んできた。秘めたものはあったものの、それを表現することがなかった。 しかし海外でのインターンを通して、自分の意見を言わず、上司の意見に違和感を抱きながらも鵜呑みにした結

      • 私の鏡 -高校生時代 Part 1 (価値観の創出)-

        高校の三年間が今の自分の価値観の基盤を作ってくれたと思う。 価値観とは、何に価値があると認めるかに関する考え方。 価値(善・悪、好ましいこと・好ましくないこと、といった価値)を判断するときの根底となる ものの見方。 ものごとを評価・判断するときに基準とする、何にどういう価値がある(何には価値がない)、という判断 (Weblio辞書)。 私の価値観、つまり自分が価値があると思うことは、「多様性」「成長」「主張」「新しい発見」である。逆に価値がないと考えることは、「思い込み」

        • 一番濃かった一ヶ月間 -留学生活-

          七月から留学に来て七カ月経ち、帰る日までのカウントダウンをするようにもなった、そんな二月。この一ヶ月間は今までの留学生活の中で一番濃くて、一番忙しくて、一番大変で、一番充実した一ヶ月を過ごすことができた。 人生で初めてインターンというものを経験した。始まる前はインターンというものがキャリアとか専門性の面で、将来仕事するうえで役に立つ技術を身につけるためのものと思っていたけど、実際に終わってみて振り返ってみると、そんなスキルもそうやけど、それと同じくらいに、自分の考え方、自分

          私の鏡 -中学生時代 Part 2-

          中学生のころ初めて自分で大きな決断をした。敷かれたレールからはみ出してみた、そんな経験であった。 「日本の公立高校への進学」 幼稚園のころから朝鮮学校に通っていた私は当然のものとして、朝鮮高校に行くと考えていた。周りの同級生は基本的に朝鮮高校への進学を決めていた。それもそのはず、私たちの社会では、朝鮮学校で教育を受けることが、民族の意識を保つことであるとして、選択の余地を与えられる間もなく、朝鮮高校に進学することが当たり前だと考えられているのだ。 実際、長男は朝鮮高校に

          私の鏡 -中学生時代 Part 2-

          私の鏡 -中学生時代 Part1-

          最近考えること、ネタが多すぎて、そっちのほうに文章を書きがちだったが、久しぶりに自分の鏡と向き合ってみようと思う。 自分の学生時代はバレーを抜きにしては考えられない。その長いバレー人生の中で一番バレーが楽しかったのは中学のころだ。バレーもそうだが、この時にバレーを通して出会った仲間の存在は、その時はもちろん、今もこれからも自分にとってはほかとは少し違う、とても大事な仲間である。いくつになっても会っていたいし、自分たちの子供たちもつれてママ会をしたいと心から思うくらい、人生の

          私の鏡 -中学生時代 Part1-

          自分が作りたい社会

          ほんの一カ月前までは自分がしたいこと、なりたいもの、自分が作りたい世界などなかった。一生懸命考えてたはいたものの、しっくりきていなかった。それを見つけるために、ヒントを得ようと新聞を読んだり、本を読んだりしていたが結局見つからなかった。今書いているのはまさに、その通り、自分の中でしっくりきたものが一つできたからである。 この一ヶ月ほどで、何が変わったのだろうか。まず一つ目として、自分と真正面から向き合う時間を増やした。そう、このノートを書きながら。ノートを書きながら文章化す

          自分が作りたい社会

          大学の意義

          高校生の時に抱いていた大学のイメージは「自由」であった。入学してからも、大学は期待を裏切らなかった。 「自由」、「遊び放題、バイトし放題」、「サークル」、「飲み会」 日本での大学生活を振り返ってみて、私の頭の中に浮かぶものはこの四つだ。「ゼミ」ということも考えられるが、ゼミには三ヶ月ほどしか参加していないので何とも言えない。 バイトやサークルを通してたくさん学んだこともある、大切な仲間も得られたから、そのこと自体にはとても感謝している。 しかしオーストラリアの大学で勉

          「Polite Lies」を読んで

          最近、ある人からこの本を紹介してもらった。 「Polite Lies」(悲しい嘘)著:キョウコ・モリ この本は最近考えていた一つのテーマに対しても書いてあったので、また一段と考えが深まった。その考えについてはこちらを参照。 と同時に、この本に書いてあることをぜひ知ってもらい、考えるきっかけになってほしいと思って今回は文章を書いてみることにした。以下、この文章で書いてあることに対する私の考えを書いてみたので、本を読むのが面倒な方はちゃちゃーっとスクロールしてみてください。

          「Polite Lies」を読んで

          私的読書の意義

          最近読書を再開して以来、またまたけっこうのはまりっぷりで、読書のすばらしさにまた気づいたので、私的読書の意義をまとめておきたいと思う。 私は基本的に小説を読むのが苦手で、自己啓発や、新書、ビジネス本等を読むことが多い。というのも、Kindle Unlimitedに登録して以来、そっち系の本を手にすることが必然的に多くなってしまったのだ。 小説に関して言うと、話は嫌いではないのだが、一冊を通してストーリーが続くため、めちゃくちゃ面白くない限り、途中で飽き飽きしてしまうのだ。

          私的読書の意義

          周りを気にする

          周りのことを気にする。周りを気にするということは、自分とは違う周囲のことを気にかけずにはいられない、ということだ。「○○って思われてないかなぁ」「自分はこう思うけど、周りはどう思ってるんやろう?」これが周りを気にすることだと思う。おそらく、協調性を重んじるように教育されてきた日本人の多くの人が、この謎の病気にかかったことはあると思う、私もその一人だ。 この、「自分とは違う周り」に対する「違和感」があれば、それはストレスにもなりえるだろう。もっと言うと、普遍的なものに対する疑

          周りを気にする

          尊敬する人

          以前の記事で、’’はっきりとした目的’’ を持つ理由としてなりたい自分になるためと書いた。 なりたい自分とはなんだろう? そこで今回は自分が出会った中で尊敬する人達を思い出してみようと思う。 1.  おばあちゃん 私のおばあちゃんは一言で言うとパワフルおばあちゃんだ。十年ほど前から人工透析を始めたために、週三で透析外科に通いながら、そのほかの二日は、持病のリウマチの治療として、かかりつけの病院にかよっている。最近になって、ひざや腰がさらに悪くなり、この二年ほどで三回ほ

          私の鏡 -小学生時代 Part2-

          小学生のころ、私が一番嫌いだったのは家庭訪問。 うちの学校の家庭訪問は少し変わっていて、基本的に夜ご飯を一緒に食べて、お酒まで一緒に飲むという感じで、全然かしこまった感じではなかった。家族と先生が子供のことから世間話まで、社会人が華金を迎えたときのような調子で家庭訪問というイベントが開かれる。 私は、家と学校での自分の性格だったりキャラが違うということを認識してたから、その違いを親や先生に知られるのが恥ずかしかった。どっちが本当の自分かわからなかったが、自分じゃない自分を

          私の鏡 -小学生時代 Part2-

          自分の意見を主張するということ

          「自分の意見を主張することが大事」 こういった意見はけっこうよく耳にする。実際、社会人の方と話しているときも、「自分の意見を主張できる人」を会社的にも社会的にも求められている、ということを何度も聞いた。このように、「自分の意見を主張する」ことが大事だということは、自明のように感じられていたが、私はいつもどこかひっかかっていた。 「なんで自分の意見を主張することってそんな大事なんやろ?」これを自問したことが何度かあったが、その答えはいつも出てこなかった。結局いつも、うん、確

          自分の意見を主張するということ

          インターン初日

          本日からインターンが始まった。わくわくどきどきの気持ちで家を出たところ、私の気持ちを曇らせるように、雨が降っていた。ここ何週間、いや一ヶ月以上降っていない雨が今降るか?  幸先がよろしくないと思いつつも、駅に着くころにはやんでいた。電車に乗り込み雨の様子を気にしながら最寄りの駅に近づいているときに、靴を履き替えた。災難だ、数日前ヒールを履いたところ、両足に靴擦れを患い、ヒールで歩くたびに寿命が削れる思いをしなければならなかったのだ。 いやいやながらも靴を履き替え、電車から

          インターン初日

          私の鏡 -小学生時代-

          小学生時代のことを思い返してみると真っ先に思い出したもの、それはバレーボールである。小学六年生のころには、将来バレーボールを教える先生になりたいと卒業作文に書いたほど真剣に考えていたことだった。 小学校の休み時間には、毎回外に出て、みんなでバレーボールをして楽しんだ。特に覚えているのは、二人一組になって、パスを何回続けられるかをみんなで競争しては張り合った。親友とペアになってパスをしたことは今でも思い出だ。そのころは、本当に年がら年中バレーボールをしていた。生徒数が少なかっ

          私の鏡 -小学生時代-