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映画『ダンシングヒーロー』 題名はベタだけど超シビれるダンス映画

今日は娘のバレエ発表会。6歳の娘のそれは、まあお世辞にも微笑ましいレベルだが、同じ教室の高校生の女の子の踊りを観てると感嘆する。小さい頃から10年以上鍛錬したバレリーナというのは全身に神経が行き届いている様。そしてしなやか、且つ安定している。まだまだ道のりは遠いが、うちの娘もそうなってほしい。その前に、3歳の息子にもバレエをやらせよう案が出ている。いつもフニャフニャしていて締まりがないので私は賛成した。バレエは体幹やバランス感覚を鍛えてくれると言いますからね。息子も家ではよく娘の真似をして踊ったりしてるのだが、今日、発表会場で改めてやりたいか聞いたところ、首をブンブン振って拒否された。もしや、あのピタピタタイツが嫌なのかと思ったが、まだそんな歳じゃないか。また日を改めて聞こうかと思う。今日も帰りはママにベタベタのフニャフニャでなめくじの体だったので、矯正する場が必要だ。と、バレエの話のついでに、今日思い出した映画の話につなげよう。今日お勧めするのは『ダンシングヒーロー』(豪 1992)という映画。当時学生だった私がたまたまレンタルビデオ屋で借りて観て四回ぐらい観返した傑作。しかも後で気づいたんだけど、本作はバズ・ラーマン監督のデビュー作でもある。この作品で脚光を浴び、『ロミオ×ジュリエット』や『ムーランルージュ』、『華麗なるギャッビー』などで有名になる方です。『ダンシングヒーロー』の粗筋はずばり、日本映画の『Shall we ダンス?』を逆にした感じ。社交ダンス界のホープ、スコットという負けん気の強い青年が方向性の違いからパートナーに去られ、新たな相手を探していると、教えているダンス教室に来てる初心者で、容姿は良くなく、空気も読めないフランというメガネの女性が手を挙げ、スコットは「ハァこの野郎」となるが…という展開。これ以上は言えない。いや、ヒントを一つだけ挙げましょう。フランにはスペインの血が流れています。シビれまっせ〜、ぜひぜひご覧あれ。やっぱダンス映画というのは、人の気持ちが入ってなんぼ。

#映画 #ダンシングヒーロー #バズラーマン #ダンス映画

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