マガジンのカバー画像

映画バカの部屋

53
映画批評、映画監督のなり方、映画とビジネス、映画と写真などについて書いています。
運営しているクリエイター

2018年10月の記事一覧

君はタルコフスキーを観たか?

タルコフスキーの『サクリファイス』。映画やってる人間なら一度ははまるタルコフスキー。タル…

ダリャ
5年前
18

今更だけど『バーフバリ🇮🇳』は圧巻だった。ハリウッドや中国の大作がかすむほどのパワー、笑ってしまうほどの陶酔感。映画を作る喜びに満ち溢れている。画像は、像🐘に巨大な弓を(鼻で)構えさせ、片手で弓弦を引くバーフバリ。左手を腰に添えさせるという、このポーズだけでも歴史的だ!

ダリャ
5年前
17

映画『search/サーチ』 没入感半端ない100%パソコン画面展開

100%すべてパソコン画面の中で展開する映画とあって、最初はなんか仕事してるような気分になっ…

ダリャ
5年前
28

映画『ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏』

“ボリショイはロシアの秘密兵器だ。この兵器を世界に売り込む。舞台芸術は世界共通の言語だ”…

ダリャ
5年前
13

映画『ヴェノム』を観て--怪物も人間と同じ生き物

来月公開の『ヴェノム』ですが、私は韓国で一足早く観てきました。なんちゅうか観ている側の身…

ダリャ
5年前
15

映画『あの日、兄貴が灯した光』-兄と弟、生と死のコントラスト

柔道の有力選手から視覚障がい者になった弟(ト・ギョンス)と、前科10犯の詐欺師の兄(チョ・…

ダリャ
5年前
11

映画『吠える犬は噛まない』 ポン・ジュノの手腕炸裂

ポン・ジュノ監督はプログラマーやエンジニアになっていたといしても優秀だっただろう。そのくらい緻密で見事な構造を持った作品を作り上げる。 幾重にも重なったストーリーの絡み、いくつもの役割を担う小道具、大胆な色使い、それでいて社会風刺をしっかりと織り込む。それも飄々とユーモアを持って。何でもないシーンをほんと個性的に、巧妙に撮るなと。 まあ軽犯罪やグレーゾーンのオンパレードなのだが、そこは人間。やましいところがあれば、他人の悪事にも見て見ぬ振り。心を痛めながらも時に利用す

韓国映画『1987 ある闘いの真実』に見る、強権政治の昔と今

報じられているサウジのカショギ氏殺害事件と構図が似ている。(※殺害が事実だとすれば) 事実…

ダリャ
5年前
13

映画『ビューティフル・デイ』 時間は起承転結ではない

昨年のカンヌの話題作。元軍人でイリーガルな仕事を請け負う主人公が、マフィアに囚われた少女…

ダリャ
5年前
10

音と画と編集力でトランス状態にさせる映画『君の名は』

今日ツイッターで有名起業家のイーロン・マスクが(英語で)「『君の名は』良いよね」って呟き、…

ダリャ
5年前
20

ドキュメンタリー『静寂を求めて』に観る音の探求

世の中騒音が多過ぎるのでもっと静寂を大事にしようという切り口の作品。そして、静寂とはそも…

ダリャ
5年前
15

韓国映画『暗数殺人』(암수살인) 〜題名と演技と遺族の心中〜

原題は『암수살인』。直訳すると『暗数殺人』というタイトルになるが、日本語にドンピシャで該…

ダリャ
5年前
20

映画『ダンシングヒーロー』 題名はベタだけど超シビれるダンス映画

今日は娘のバレエ発表会。6歳の娘のそれは、まあお世辞にも微笑ましいレベルだが、同じ教室の…

ダリャ
5年前
20