見出し画像

彼は、輝く希望

身体障害がある少年が、自分殻を破った時のおはなし

脳性麻痺があり彼は手足をほとんど動かせません

お仕事や病気治療など家族の事情があって幼少期から施設で生活をしていた少年は、同じ施設の子ども達の話しの聞き役で、行動障害のお友達をなだめたり、子供どうしの口けんかがあると仲裁をしてくれて、聞き分けのいいお兄さんでいてくれていました

車いすを押してもらって移動し,食事,更衣,整容,排泄も介助でしているけれど、「ぜんぜん不自由はないんだぁ。困ってることなんてないよ」と、気丈に話していました。好きなことは口や鼻でページをめくっ本を読むこと。

思春期を迎えた彼は、音楽を聴いて一人の時間を楽しんだり、家族が来てもそっけない顔をすることもちらほらあったりするけど、今までと同じで施設で生活する子供たちのいいお兄さんでいてくれいました。

そんな彼なので、もちろんスタッフからはわがままを言わずに小さい子供たちの面倒をよく見てくれる子と思われていました。

ある日、『社会に出たい!』と神妙な顔で施設長に訴えかけています。社会にでる手段はどうするのか具体策はなく、どうしてそう思うのか聞いていくうちに

彼は、たくさんの子ども達と一緒に生活する一人として聞き分けのいいお兄さんでいてくれている。何らかの工夫があれば自由にPCを使って好きな本を自由に見たり、家族とマメに連絡をとったり自分の将来の生活のイメージをもつことができるはずなのに、適合する工夫に出会えていない状況にあり、自分のやりたいことを「やりたい」と言うとわがままになると思い、スタッフを困らせたくない思いから発信ができなかった事,ほんとは、自分で操作できるPCがほしいこと,自立して、社会参加できる生活者になりたい!と考えていたのです。

誰よりも、施設スタッフにとっていい子役を演じるかのように、自分の素直な気持ちを閉じ込めて、固定概念の枠の中で生活することに納得しようとしていたことに気づかされます。

PC環境お整えるために、教育機関や団体に協力を仰ぎながら自分の将来に向かって挑戦する一歩を進み始めることができました。

そんな彼は、顔つきも凛々しくいいお兄さん役から社会に繰り出す大人にステップアップ中です。希望をもった彼の心は自由です。

これかの彼のストーリーを見守っていきたいと思います。




この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

サポートして頂いたお金は、活動に協力して頂いてる有志メンバーに還元します。

スキ押してくれたあんた好きやわぁ
1
当事者の"視点"と"声"であらゆる社会課題解決を目指す団体です。 公式noteではイベント、プロジェクト、サービスに関する最新情報などをお届けします HP: http://ledesone.com メディア: http://mag.ledesone.com
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。