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今日覚えたい文法:

Un saucisson au comté et un pichet de rosé en 50.(丸ごと?)

先日カフェで食事をした際に、使った表現が " Un saucisson au comté et un pichet de rosé en 50, s’il vous plait. " です。
先日記事として書いたのですが、「わからない、解説して!」というお声があったので(記事をちゃんと読んで素直な声を挙げてくださって、ありがとうございます)解説をしたいと思います。

メニューに saucisson (nature, cèpe, comté, piment)とあったのです。saucisson というのはサラミのようなもので、ナイフで薄く切って食べるとワインの最高のおつまみになるのです。
ぼくの持っている常識だと、saucisson をカフェで頼むと薄切りにされたものがきれいにお皿に盛り付けられてくるのです。おしゃれな感じでね。

注文してお兄さんがテーブルに運んできてくれたのが写真にあるような丸ごと一本の saucisson で、目を疑ってしまいました。
「丸ごとか〜、自分ちで食べるんじゃないんだからさ〜」

もちろん全部残さずに美味しくいただきましたよ。

同時に注文したのが、もちろんワイン。
ロゼワインで有名な Loire 地方(le Pays de la Loire)にいたのでロゼを注文したかったのですが、一瓶は多いなと考えていたら嬉しいことにピッチャーで注文できるではありませんか。

Rosé de la Loire(25, 50, 75)と言った表記があったのです。

ところで、フランスでの飲み物の単位は ml よりも cl(センチリットル)が優先されることを覚えていますか?
50cl ということは 500mlで、ワイン一本は 75cl なのです。

閑話休題、元の話に戻りましょう。Revenos à nos moutons.
こんなときに便利なのが補足説明に便利な前置詞 en なのです。「〜という状態で」といった追加説明にはもってこいの表現なのです。

ということで無事、
Un saucisson au comté et un pichet de rosé en 50.
と注文を済ませたというわけです。

en に関しては、更に詳しく明日にも記事にしたいと思います。
お楽しみに!

ご参考まで

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