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トレーニングの質を上げる3つのポイント②

こんにちは。広尾・恵比寿・白金エリアのパーソナルトレーニングサロン
LEBO Conditioning Salonです。


前回に続き、せっかくのトレーニング、1回の質を上げようという内容で行きます。

今回は二つ目の
②運動の種類の違いを活用する
です。

運動の種類?

ここで言う運動の種類とは筋肉の働き方の違いです。
筋肉は働き方の違いで、筋肉への刺激の入り方が変わります。
その刺激の差を上手く活用することで、怪我をした後のリハビリや高強度のトレーニング、安全にできるものなどいろいろな方法に利用できます。

では運動の種類を紹介していきます!

筋肉の働き方

・等速性収縮(アイソキネティック収縮)
筋肉が働く時の速さが同じ収縮の仕方です。
一定の速度で運動するので、早く動かそうとするほど強い力がかかる、自分の筋力に適した負荷をかけられるので安全です。手術前後の筋力測定などにも活用されます。
しかし、アイソキネティックマシンと呼ばれる特別な機械がないとできないのがデメリットです。

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⇑写真は酒井医療株式会社様のサイトよりです


・等尺性収縮(アイソメトリック収縮)
等尺性収縮は筋肉の長さが同じ、身体の動きのない運動になります。
手を胸の前で合わせて、押し合うと胸の筋肉の等尺性収縮トレーニングになります(写真↓)。
道具も場所も関係なくできるので、最も簡単にできます。
しかし関節の動きが無いので、いろいろな関節の角度で行わないと、筋肉全体を鍛えられないので効果的なトレーニングになりません

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・等張性収縮(アイソトニック収縮)
等張性の特徴は同じ負荷がかかるということです。
皆さんが自分の体重でスクワットをやったり、チューブやダンベルを使う筋トレがこの種類に分類されます。

等張性収縮にはさらに二つの局面があります。

・求心性収縮(コンセントリック収縮)
縮みながら、筋力を発揮している場面のことです。
アーム―カールで腕を上げてくる場面です。
負荷が大きくなればなるほど、強い力が必要になり、収縮する速度もゆっくりになっていきます。
逆に軽いと素早く動かすことができます。
この辺の差を活用して、純粋な筋力を上げる回数とセット数、パワーを上げるための回数とセット数などが決められます。

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・遠心性収縮(エキセントリック収縮)
伸びながら、筋力を発揮している場面のことです。
アームカールで腕を下げる場面です。
このブレーキをかけながら収縮する運動は、筋への負荷が高く筋肉痛を起こしやすいです。
スクワットなどで、ゆっくりしゃがむ方がきついのはこのせいです。
また登山でのぼりよりも下りの方が筋肉痛を起こしやすいのですが、それはこのエキセントリック収縮を常にしながら歩いているからです。

最後に

多様な働き方が注目されている昨今ですが、筋肉にもいろんな働き方がありましたね。
この動きの違いを活用することで、目標に合わせたトレーニングを行うことができます。
あなたに必要なトレーニングの種類はどれでしょう。それを見極めるためにもぜひトレーニングを受けに来てください!
体験トレーニングは以下のサイトからお願いします。


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