目指す読書のかたち

今回はズバリ!この本を読了

読書してるけど読んで終わりな人
読書の効果をさらに高めたい人
にオススメな一冊。
知識や思考、人生を深めるための本の読み方を紹介している。

特に思考を深める読み方に注目した。
1.本の内容について対話する
 ⇒他人に本の内容を話すのはなかなか難しい。
  内容を理解し、自分の言葉に咀嚼し、相手に伝わるように言葉を
  組み立てる。
  本の言葉をそのまま伝えても、理解していなければ意見を
  交換することはできない。
       内容を自分に落とし込み、本の感想や意見を交わすことができれば
    本の内容は自分のものになっているはずだ。
       他人の意見を聞くことで、自分とは違った視点も得られるだろう。

2.本の内容についてレビューを書く
 ⇒対話するよりも少し簡単かもしれない。
  ノートでもいいし、買ったサイトに書き込んでもいい。
  他人に話すよりもハードルが低く、内容の整理がしやすい。
  また、自分のペースで内容の整理が行え、本をふり返りながら
  言葉えらぶことができる。

3.本のポップを書いてみる。
 ⇒お店みたいな本を紹介するポップを書いてみる。
  その本をひとことで表す。
  どこがポイントなのか?ぐっときた言葉、本全体を表現してくれる言葉
  で本一冊を表現しなければならない。
  長いものを長くまとめるのはいろんなところを選択できる。
  しかし、短くなればなるほどポイントを押さえなければ
  本全体を表現することができない。
  要約する力、内容を整理する力、内容を咀嚼し伝える力が必要となる。

4.好きな文章を3つ選ぶ。
 ⇒これはハードルがかなり低い。
  自分の言葉に置き換えるでもなく、本文から選ぶだけ。
  本文から選ぶだけであるが、選ぶという行為は感情や気づきと
  結びつきやすいため、印象として残った部分を選ぶとよい。
    どんな理由で選んでもよい。
    よくなかった、自分の意見とは異なっていた、自分の考えが深まった
       など、少しでも心に残った部分を拾えばよい。
    この方法は、自己啓発系の本だけではなく、小説でもやりやすい。

この4つに共通するのは

ただ読んで終わりではダメだ

ということ。
自分の中に落とし込む、プラスにするためには、本に対して意見を持つこと
である。
自分の意見を持つことで、本を理解できる。
自分の意見があれば、自分が気づかなかった視点から一つの本を見ることもできる。

最後に。
読書は教養のために何となくしている人もいれば、
たくさん読んでストレス発散している人もいる。
せっかく人生を豊かにしてくれることをしているのだから、
より自分に有効な時間としたい。



  


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