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最初が肝心

前回の記事をシェアしてくださった方が最初が肝心とはこういうことだよねって言ってくださいました。
とても嬉しかったなぁ~
ありがとうございました☺️

ドッグライフコンサルタントの佐藤です。

厳しくするのがよいのか?

犬を迎えたら最初が肝心よって聞いたことありませんか?
私はあります。

最初が肝心だからガツンとやるんだとね…

本当にそうでしょうか?
前回の記事でも書いてますが特に子犬は赤ちゃんと同じです。
我慢なんでできないんです。
可愛がってもらうように、愛されるように可愛く生まれてくるんですって。

最近はあまり聞かれなくなりましたが、トイレの失敗にはそこに鼻を押し付けて厳しく叱れとかありましたよね~
そんなことをしたら隠れてするようになります。

それに甘噛みにしても、噛まれたら手を口の奥に突っ込めとか…
これでは噛みの抑制はできないし、より強く噛むようになります。
だってその手が怖くなるんだもの…それを排除するための行動は出てきますよね~

子犬を迎えたらまずは、遊びのなかで我慢することや噛んで良いもの、噛んではいけないもの…というより噛みたくないものを学びます。

子犬の歯が鋭いのは少しの力でも相手に痛みを感じさせることで噛む力の抑制を学ぶためだと考えています。
どれくらいの力で噛めば痛いのかを学ぶんです。

そして、やさしい手は噛みたくないものです。
間違って当たってしまったりシニアになって目が見えなくなって衝動的に噛んでしまってもやさしい手の匂いや味ではっとする。
そういう関係を子犬の時から作っておくためにも飼い主さんがわんこにとって安心安全なものでなければならないのです。

その取り組みこそが最初は肝心の肝心なものだと思います。

肝心なのは…

犬にとってあなたが心から安心安全であるか?です。

私自身、この考えに行き着くまでにちびたちに色んな事をしてしまっています。
小さい子なのにリードショックしてみたり、甘噛みに手を突っ込んでみたり…
今、私がそんなことやっちゃダメよということをやって来ました。

なので、言います。
リーダー論や支配性理論、罰をつかったトレーニングは犬だけでなく飼い主にとっても百害あって一利なしです。
そんなことをしなくても、犬に分かりやすく忍耐強く教えればちゃんと理解してくれます。

特に古典的条件づけを使った好ましい関連付けしていくと飼い主さん自身が犬にとってのご褒美になります。
そうなれば、あなたが出すものすべてが楽しいものとなるはずです。

犬を迎えたその日からそのような取り組みをしていれば飼い主さんがいれば安心して楽しめるのです。
しかし、私のように最初に罰を使ってしまうと…
時間がかかってしまいます。
時間がかかるけど少しずつ信頼は回復していくので頑張りましょう。

うちのちび、特に上の子は音に過剰反応します。
それは、ガチャ缶を使った弊害と考えてます。
罰は、その後の生活の質にかなり影響してしまうと実感しているので皆さんには遠回りしてほしくないと思っているので私の汚点でもある部分を晒しました😅

最初に肝心なのは、強い優しさです。
優しさがあれば、学ぼうと思うし練習しようと思えると思います。
頑張ってくださいね☺️

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