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社会化の担い手

年明けして通常運転に戻った方も多いと思いますがお休み疲れ出てませんか?
私は絶賛、休み疲れ中で仕事したくないモードです😊

それでも養っていかないといけないちびたちがいるので頑張ってます😁
皆さんもきっとそうだと思います。

さてさて、今日は社会化って話です。
「社会化」という言葉も一般的になってきましたが、正しく社会化出来てますか?

「社会化」をググったら…

社会化(しゃかいか)とは、社会学の用語で、子供や、その社会の新規参入者が、その社会の文化、特に価値と規範を身に付けることを指す。遺伝子により先天的に獲得されたものではなく、学習により後天的に獲得されるものである。
文化とは、文学・美術・音楽などの精神的な活動のみならず、その社会が有する生活様式全般を指す。社会化をされる側に対して、する側を社会化の担い手と呼ぶ。
---- Wikipediaより

と、Wikipediaには掲載されていました。

苦手なものにならすことだけが社会化ではなく、人間社会で暮らすために必要なことを身に付けられるように取り組むことです。

飼い主さんは社会化の担い手となります。
トレーナーは担い手のアドバイザーの立場ですので社会化自体は飼い主さんに頑張っていただくしかないんです。
毎日のことですから…

で、「社会化」と言って苦手なものにポンとさらすのではなく、少しずつ大丈夫だったとか楽しかったと思ってもらうことが大切になるんですよね。

この「徐々に」、「少しずつ」が難しいのだと思うんです。
だから飼い主さんがワンコにとって安心できて信頼できる存在でなければならない。
安心できる人の側であれば近寄ることができたり、落ち着いて観察できたりします。

パニックにならないことが大切です。
パニックになったら考えることもできなくなってしまいますよね。

だから…
しつけと称した罰や脅しは使わない。
使ってはいけないんです。
パニックになって声が届かなくなってしまったときに大きな音を出すことはあります。
それでも手を叩く音程度…灰皿やガチャ缶を使うようなことはしませんし必要性を感じませんのでそれを薦めるような人がいたらその人のトレーニング方法は疑った方が良いと思います。

社会化の担い手としては…
いかに楽しく犬が人とリラックスして一緒にいられるか?を考えてほしいです。

お座りやヒールポジションでのお散歩は二の次で…
その前に、飼い主さんがワンコにとって安心してリラックスできる存在になれるように見返りを求めず名前を呼んでいい子だねと笑顔で返してあげてください。
そのときにおやつをあげたらきっともっとワンコは嬉しくなるでしょうね😊

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