霊視チャンネル
びみょんな霊感のある家族の元に生まれ^^;父が他界し、幽霊でも何でも良いので父とコミュニケーションが取りたいと切望するようになり、霊感のある友人に色々聞きました。
そして子供の頃の不思議エピソードなど話していると、その友達は「あなたの方が霊感強い」などと言い出したのです。
えー、そんなバカな!
私は霊感なんて全然ない!
…そう思って生きて来たのです…だって怖いから^^;
しかし今思い出しても、確かに幼少期から、色々不思議な体験をして来たように思います。
特にすぐにでも見れるのが、丹光と言われる、目を閉じた時に見える光です。
これはみんなが見えるものだと思っていたし、心霊番組で取り上げていても「いや、私のは何かの残像だからっ!」と不思議な現象とは捉えていませんでした。
こんな風なので、何か妙な出来事があっても、色々理由を考えては、心霊現象じゃない!と片付けていたのです。
だけど霊感が欲しいと思うと、おかしな現象を受け止められるようになり、なので霊感が強いと言われれば、一瞬は驚きましたが、何となく納得は出来たのですよね。
そんなある日、仕事帰りにいつものように電車に乗っていると、前の席に疲れたような顔をした、地味な服装の女性が座りました。
ホント地味だし、特に変わった様子もなく、ただ静かに座っているのですが…、何故か私は彼女が気になって仕方ない…
目が離せないでいると、私の何かが変わったのですよ。
ホントこの辺は上手く言葉に出来ないのですが、チャンネルを変えたような感じだったのです。
そしてね…その地味な彼女に…何とたすき掛けのように、斜めに大蛇が巻き付いているのが見えたのです。
今思うと、彼女のとても疲れたような顔や、何となく不幸そうな様子は、その大蛇のせいだったのかな、とか…。
さすがに電車に乗り合わせただけの、赤の他人には何も言えませんでしたが、しかしそれから私の霊視人生?がスタートしたのです。
最初の頃、霊視チャンネルに変えたりいつもの状態に戻したりするのが、不安定だったことは覚えているのですが、いつの間にか自然と、意識的に出来るようになりました。
ただそれでも、意図せず唐突に幽霊が見えてしまうこともありますけれど…キャー怖い^^;
でも普段はほとんどそういうことはありませんね。
多分これは、霊視チャンネルというものを得たからではないか、とも思うのです。
そして幼い頃は、幽霊を見る恐怖から、強くそのチャンネルを閉じていたのでしょう。
まあ今でもやはり、怖いことは怖いですが…だけどある時、吹っ切れたのですよ。
何故かというと、私だってあと何十年かすれば、幽霊になりますよね?
そして生まれる前も幽霊だったわけで、今でも身体という着ぐるみを着ているだけなのです。
そう思えば、特に幽霊を怖がる理由もないような気がしたのですよね…。
と、話が脱線しましたが、そんな具合に霊視チャンネルを得て、軽い副業のような感覚で、人を霊視し、相談に乗るようになって行ったのです。
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