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leap2live × 渋谷区実証事業 Innovation for New Normal

【重要なお知らせ】
leap2live × 渋谷区実証事業は全4回の予定でしたが、コロナ禍による緊急事態宣言を受け、すでに実施に向け準備が進行している1月の2回のみ予定通り実施し、2月に企画されていた2回を中止させていただくこととなりました。

つきましては、チケットの種類が下記に変更となります
すでに全日通しチケットをご購入の方には個別でご連絡させていただきます。

ご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。アーティストともどもとても残念ですが、コロナ禍は刻々と状況が変化しており、まずは安全性を重視したいため何卒ご理解の程宜しくお願いいたします。

アートパフォーマンスをオンラインで届けるleap2liveは、渋谷区が進める官民オープンイノベーションプログラムInnovation for New Normalの12社に採択されました。


leap2liveは2021年、渋谷区とコラボ(特別協力:東急株式会社)

2020年は、COVID-19の影響で多くのアーティストが表現の機会を奪われ、また鑑賞者にとってもアートを体験する機会が奪われた年でした。

そんな環境下で立ち上がったleap2liveは、オンライン会議ツールであるZoomなどを活用し、オンラインでアートパフォーマンスを届けるプロジェクトです。音楽、演劇、メディアアート、伝統芸能、ビジュアルアート、などなど。リアルの場には集まれなくても、オンラインで、オンラインだからこその体験をお届けできないか、実験を重ねてきました。

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(Social Innovation Week Shibuyaとコラボし円山町で行われた限定イベント)

コロナ禍ではたくさんのオンラインイベントや配信ライブが行われていますが、leap2liveが大事にしてきたのは「オンラインでも、その場に一緒にいるようなパフォーマンス体験」です。

音響のよいコンサートホールよりも小さなカフェでのライブパフォーマンスの方が心に残っていることがあります。一緒に集まった人のざわめきや顔の見える距離、そしてちょっとした想定外のトラブル、そういうものが、「その場に一緒にいる」体験をつくっています。それをオンラインでも実現したい。

音響や映像の品質にこだわるなら、設備の整ったスタジオで、雑音や不確実性を排除して配信したほうがよいでしょう。あるいは、録画・録音をして編集の上で配信するのが一番品質が高い、ということになるかもしれません。

leap2liveがこだわるのは「完璧さ」ではなく、参加者と共につくりあげる一回だけの偶然的なパフォーマンス体験です。(一方的な「配信」ではなく、Zoomのミーティング機能を使って参加者同士も顔が見える形でのパフォーマンス体験となり、ライブパフォーマンスの前後にはアーティストとのコミュニケーションタイムもあります)


leap2liveが「まち」とコラボする新たなチャレンジ

渋谷区が進める官民オープンイノベーションプログラムInnovation for New Normal from Shibuyaへの採択をきっかけに、leap2liveが2021年、渋谷区とコラボします

渋谷区、そして東急株式会社の協力により、実証事業として渋谷区の空きビルやスポーツ施設、東急の保有する博物館など、通常アートパフォーマンスには使われないような場所でオンラインパフォーマンスを行います。

狭小のスペースや閉館後の施設など、観客を入れることがむずかしい場所でもオンラインなら多くの人が参加できます。また、アートパフォーマンスを通じ、参加者は「まち」の新たな魅力を発見し、離れたところからも「まち」へとつながり、新たな愛着をもたせてくれるでしょう。

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「leap2live渋谷区実証事業」では、公共空間や閉館後の商業施設、飲食店、地下や屋上など、これまでほとんどアートパフォーマンスの上演には使われなかったような場でアートパフォーマンスを展開し、WITHコロナの時代のNew Normalなアート/エンターテイメントのかたちをつくり、まちの新たな活用の機会をつくるとともに、ライブハウスや劇場では体験できないような新しいパフォーマンスを創出します。


2021年1月に2公演(※1/12変更全4回→全2回)

※すべてオンラインでの配信となるパフォーマンスは、2021年1月計2回に変更されました。合わせてチケットも変更となります ※




▼------ここからのチケット情報は変更されています------▼

渋谷区および東急株式会社の協力によるスペシャルイベントのため、各回の参加チケットも1,000円とお求めやすい価格ですが、全4回に実質半額で参加できる通しチケットもご用意しています。




■全4回に参加できる通しチケット:2,000円


▼------ここからのチケット情報は変更されています------▼

下記①〜④の各回のみ参加チケット:各1,000円

■内容
・アートパフォーマンス 60min
・アーティスト・主催者とのアフタートーク 30min

※パフォーマンスはオンラインでのみご視聴いただけます。現地でのご参加はできませんのでご了承ください。
※Zoomのミーティング機能を使用します。カメラはできるだけONでご参加ください。
※アフタートークではマイクもONにしていただき、直接アーティストとお話しいただけます。


①2021/1/17(日)19:00〜

山崎阿弥+マイケル・スミス-ウエルチュ+カール・ストーン
@コンツェ恵比寿


②2021/1/31(日)20:00〜

藤原佳奈+佐藤蕗子+李そじん+南川朱生
@電車とバスの博物館(博物館閉館後)


③2021/2/14(日)19:00〜

山崎阿弥+マイケル・スミス-ウエルチュ(+more guests?)
@TORQUE SPICE & HERB TABLE & COURT(アクティビティコート)


④2021/2/28(日) 20:00〜

藤原佳奈+佐藤蕗子(+more guests?)
@セミナープラス南町田 地下プール

▲------ここまでのチケット情報は変更されています------▲



参加アーティスト

:: 山崎阿弥 Ami Yamasaki(①と③に出演)

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(Photo ©Tom Yossi)

声のアーティスト、美術家。自らの発声とその響きを耳・声帯・皮膚で感受し、エコロケーションに近い方法を用いて空間を認識する。空間が持つ音響的な陰影をパフォーマンスやインスタレーションによって変容させることを試みながら、世界がどのように生成されているのかを問い続けている。近年は量子力学に関心を持ち、科学者とのコラボレーションに力を入れている。2021年にはイタリア・ミラノで開催される「JAPAN. BODY_PERFORM_LIVE Resistance and resilience in contemporary Japanese art」にインスタレーションとパフォーマンスで出展・出演。Asian Cultural Council フェロー(2017)、国際交流基金アジアセンターフェロー(2018)、瀬戸内国際芸術祭(2019)。
http://amingerz.wixsite.com/ami-yamasaki


::マイケル・スミス-ウェルチュ Michael Smith-Welch(①と③に出演)

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遊び心とインタラクティブ性を備えたマテリアルと環境を求めて越境的に活動するアーティスト。エレクトロニクス、コンピューティング、マシーン、光、音、音楽、映像、木材、段ボールなど、さまざまな素材を扱う。元MITメディアラボのリサーチ・アシスタント。近年はスミソニアン現代美術博物館のHirshhorn Museumでパブリックエンゲージメントプログラムの設計を行うほか、2019年には山崎阿弥とjiku名義で瀬戸内国際芸術祭やDOMMUNEに出演。ワシントンD.C.にあるオルタナティブ・スペースRhizomeDCの創設メンバーでもある。
http://deviceofmind.net


:カールストーン Carl Stone(①に出演)

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(Photo by Tomohiro Ueshiba)

は現在のコンピュータミュージックの先駆者の一人であり、ヴィレッジボイス誌は『サンプリングの王者』『現在のアメリカで最も優れた作曲家の一人』と賞賛している。彼は1986年からライブパフォーマンスでコンピューターを使用している。ストーンはロサンジェルスで生まれ、現在はロサンゼルスと日本を拠点に活躍している。カリフォルニア芸術大学で、Morton Subotnick, James Tenneyに師事し、1972年から電子アコースティック音楽の作曲を始めたが、この分野は殆ど彼の独壇場である。その作品は、アメリカ・カナダ・ヨーロッパ・アジア・オーストラリア・南米・北東アフリカなどで演奏されており、演奏活動の他に作曲やコンサートツアーも行い、日本の中京大学工学部 メディア工学科の教授でもある。日本のアーティストとコラボレーションは大友良英,高橋悠治、清水靖晃, 田中悠美子、渋谷慶一郎, 中村としまル,内橋和久、桜井真紀子、恩田晃、高橋アキ、山崎 亜美、SAEBORG、他



::藤原佳奈(②と④のテクストと演出)

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演劇家。執筆と演出。劇場外の場で演劇を創作するユニットmizhen代表。 近年は、その土地や建物、俳優の身体をメディアと捉え、メディアアートとしての演劇を探求している。2019年には能「卒都婆小町」を原案にした『小町花伝』を能楽堂で上演。〈劇場と生活の新たな接点〉をコンセプトにしたスナック『みずとひ』のプロデュースや、企業との共同企画などを通して〝身体の触発を生む〟場づくりも精力的に行う。とよはし芸術劇場「高校生と創る演劇」(2020)の劇作・演出。


::李そじん(②に出演)

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(Photo by 濱田晋)

1990年東京都出身。中高時代に演劇部に入り、日本大学芸術学部演劇学科にて演劇を学ぶ。在学中より小劇場での活動をはじめ2015年より青年団、東京デスロック所属。現代口語演劇やフィジカルなパフォーマンスを重視したもの等、幅広い作品に出演。マームとジプシー、月刊「根本宗子」、範宙遊泳など客演多数。演劇を軸とした活動を続けつつ、今後、映像分野での活躍も期待される。オンラインモノローグ「三人姉妹の女たち」を企画し、配信中。


::南川朱生(②に出演)

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鍵盤ハーモニカ奏者・研究家。世界にも類を見ない、鍵盤ハーモニカの独奏というスタイルで、多彩なパフォーマンスを行う。
研究事業機関「鍵盤ハーモニカ研究所」CEOとして、国内外の論文インタビュイーや、大学をはじめとする各所でアカデミックな講習やイベントを多数実施し、楽器の発展と改善に向け活動。東京都公認パフォーマーライセンス保有。https://akeominamikawa.com


::佐藤蕗子(②に出演)

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俳優。添乗員、フィンランドの小学校でアシスタントティーチャー、Webメディアの編集長など、様々な仕事を経て、演劇を始める。mizhenには立ち上げから参加し、劇中歌の作曲を担当する。最近では、全国の小中学校でのワークショップやパフォーマンス、能楽師・安田登氏、琵琶奏者・塩高和之氏との朗読ライブにも参加。